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城南支部認定「中小企業SDGs支援専門家養成コース」

~2024年度・第3回の実施報告~

城南支部 岸本 英嗣

8年24月の夏の暑さが衰えを見せない中、「中小企業SDGs支援専門家養成コース」の第3回が開催されました。
足立秀夫講師の下、SDGコンパスおよびSDGsそれ自体や、各目標が制定された背景・経緯についての講義がありました。その中では、1992年の地球サミットでの12歳の少女が行った「伝説のスピーチ」についての言及もあり、改めて大変興味深い内容でした。
また、SDGsがもたらす機会や、中小企業がSDGsに取組むことのメリットについての講義がありました。

その後、各受講生がそれぞれ模擬講演を行いました。
今回、各受講生が模擬講演のテーマとして選んだ目標などは以下のとおりです。
上村会員:製造業、目標8「働きがいも経済成長も」
岸本会員:目標5「ジェンダー平等を実現しよう」
久保会員:「健康経営」、目標3「すべての人に健康と福祉を」
笹尾会員:「健康経営」、目標3「すべての人に健康と福祉を」
並河会員:「ディーセントワーク」、目標8「働きがいも 経済成長も」
湯浅会員:目標12「つくる責任つかう責任」

模擬講演の後は、中小企業がSDGs施策の第一歩を踏み出すサポートとして、中小企業へのSDGsの啓蒙についての施策や課題を検討するグループワークを行いました。
自分が理解するだけでなく、第三者、特に中小企業の経営者に対してそれをどのように理解してもらうのか、という点を深掘りしました。特に、SDGsに関心のない中小企業経営者に対し、理解の前提となる関心のトリガーをどのように引き起こすのかという議論は、中小企業におけるボトルネックを考えるよい機会となりました。

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