第4回「JOSAI24の会」開催報告
先輩は何をしているかぶっちゃけ聞いてみよう」
~登録1,2年目、そしてこれから何します?~
城西支部 持田 尚彦
“宝の持ち腐れ”― 役に立つ物を持ちながら活用しない事という意味の諺ですが、診断士登録をしたものの、“じゃ、何から始めればイイのよ?”というのは新人中小企業診断士にとって古今東西、同じ疑問であると思います。そんな悩める新人診断士の課題解決に応えてくれるナイスな同期会「JOSAI24の会」第4回の報告です。
2024年11月20日(金)の夜、今年度登録のフレッシュ(?)なメンバー31名が新宿区「四谷スポーツスクエアY会議室」に集い、エスプレッソかと思うくらいの内容の濃い時間を共有しました。
今回は『先輩診断士は何をしているか ぶっちゃけ聞いてみよう。~登録1,2年目、そしてこれから何をする?~』をテーマに、先輩に文字通り“ぶっちゃけ”のところを聞くという、非常に実践的な内容でした。
まず進行の「JOSAI24の会」事務局 倉橋会員から、現在の「JOSAI24の会」会員数についての報告があり、“月を追うごとに加入者が増加し現時点で約80名の会員登録がある”とのことでした。
続いて今回の講師役である8名の先輩診断士のご紹介がありました。講師役先輩のラインナップは、すでに独立されたプロ診断士の方や企業内診断士をされている方はもちろん、診断士登録をしたものの勤務先が副業を認めていない方などさまざまで、これだけでも興味をそそられます。
その後、6名前後のグループに分かれ、「JOSAI24の会」メンバーと先輩診断士とのグループセッションが行われました。
事務局の計らいで、大まかに①独立・独立志向の診断士グループ、②企業内診断士(副業可能な会社に勤務)グループ、③企業内診断士(副業不可の会社に勤務)グループに分け、キャリア志向が近い方でグルーピングしていただいたことで、効率よく密度の濃い話を聞くことができました。
グループセッションの内容の一部をご紹介させていただきますと、どのような業務から始めるのがおすすめか、補助金申請フォームの効率的な書き方や実際の苦労話、協会の有効的な関わり方や診断士人脈の重要性、企業内診断士で副業する際の注意点(インボイス対応、開業届等)、副業での仕事のバリエーション、診断士業務経費の対象、理論研修や実務従事を活用した実務ポイントの稼ぎ方やおすすめ、東京都各区会の案内での中小企業向け専門家派遣の活用方法といった実践的なものから、副業禁止により収益を伴わずに診断士活動を行う方法、公務員診断士の実務ポイントの稼ぎ方といった裏技(?)まで、これからDIYで診断士キャリアを組み立てていく我々新人診断士にとって、聞いてみたかったことをリアルに聞くことができる機会はとても有益かつ貴重であったと思います。
グループセッション後に事務局と第5回「JOSAI24の会」の進め方、ニューイヤーフェスタ懇親イベントへの協力依頼の議論を行いました。第5回に関しては「JOSAI24の会」のメンバーで第5回のテーマを検討する方向で進めること(期限2025年1月末までに定まらなければ、JOSAI24の事務局で準備)、ニューイヤーフェスタ懇親イベントには「JOSAI24の会」より3名の協力者(山崎会員、渡辺会員、長尾会員)が立候補・選出されました。
会の終了後は、近くのレストランで懇親会が開催されました。今回の同期会のコンセプトを踏襲し、より“ぶっちゃけ”度が高いコミュニケーションを通じて同期同士の交流や情報交換を図ることができ、リッチで有意義な時間を過ごせたことは言うまでもありません。