プロコンとしての顧客開拓方法　「城北プロコン塾・第８回講義午前の部受講報告（１月２１日受講）」　

城北支部
平井智貴

　今回の講義は「新人プロコン顧客開拓へのアドバイス」でした。個別具体的な研修は山ほどありますが、「プロコンとしての生き方」に焦点を当てた内容はなかなかないと思います。

では、どうすれば顧客開拓ができるのか、講師の朝倉会員が終始一貫しておっしゃっていたのは「チャレンジ」です。自分のキャリアや強みに満足せずに対応できる幅を広げていくこと、仕事の話が来たら請けてから考えることなど、いかに自分にバリアを張らずに行動できるかが、プロコンとしての使命、そして、醍醐味であると感じました。

「マインドは理解できた。では実際どうやって顧客と出会うのか」そのような質問をしようと思っていた私を見透かしたように、朝倉会員は続けました。「まずは公的機関の仕事を請ける」。私はドキッとしました。なぜなら私自身が公的機関で働いている人間だからです。最新の支援施策や中小企業の動向、特定産業でいえば裾野が広い自動車産業等に関する業務に従事しており、施策を作る側と実際に支援する側両方の経験があります。また、中国へ長く滞在していた関係から、現業では中国の公的支援や海外展開支援の経験もあり、国内外問わず公的な観点で支援に従事しています。

公的機関は年中広く専門家を募集しており、様々な刺激に触れられる環境でもあります。まずは自分が成長するために、手堅く学び、経験を積んでいく、そのような具体的行動を学びました。

実は、本講義が朝倉会員のプロコン塾最後の講義でした。「今日用事がある、今日行くところがある、そしてお金がもらえる、これほど嬉しいことはない」と最後にエールをいただいた際、プロコン塾会場では、ずっと拍手が鳴りやみませんでした。

城北支部 平井智貴 pingjing0718＝gmail.com

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