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BCP・CSR研究会の5月度例会報告

~SDGs入門~

城南支部 安藤 一彦

私は5月9日(火)に開催されたBCP・CSR研究会の5月度の例会に参加しました。11名の会員が参加し、足立代表から、「SDGs入門」に関する講話がありました。以下にその概要を紹介します。

1.SDGs(持続可能な開発目標)の経緯
・SDGsは、国連サミットで採択された国連加盟193ヶ国が達成を目指す「2016年から2030年までの国際目標」である。
・世界は様々な課題に直面している。世界規模の課題を解決するために、SDGsでは「17の目標」と、それを達成するために「169のターゲット」を設定している。
・SDGsに先立ち、MDGs(ミレニアム開発目標)が 2000~2015年まで、実施されていた。
・中小企業がSDGsに取り組むメリットの紹介もあり。

2.「中小企業のSDGs推進に関する調査(中小機構、令和5年3月)」の紹介
・SDGsに対する認知度:「良く知っている」が8%、「ある程度知っている」が43.3%。
・SDGsの取組み状況:「すでに取り組んでいる」が14.0%、「今後取り組んでいく予定」が19.8%。
・SDGsの取組みに係る進捗状況:「すでに取り組んでいる」・「今後取り組んでいく予定」の企業では、「SDGs に対する理解を進めている段階」が40.0%と最も多く、次いで「自社で取り組む優先課題を検討・決定している段階」(25.5%)、「設定した目標に従い、事業に取り組んでいる段階」(16.0%)の順で続いている。「取組みを外部に公表している段階」まで到達している割合は4.0% であった。上記はSDGコンパスの5ステップを想定した質問となっている。

3.SDGs経営 はじめの一歩
①なぜ中小企業がSDGsに取り組むのか
②SDGs経営のみちしるべ
③SDGs現状把握フローチャートとタイプにより、
・A:まずはSDGsの基礎や考えを理解しましょう
・B:本業をSDGsと結びつけましょう
・C:取組みを社内や社外に発信しましょう
・D:取組みを高め、さらにステップアップしましょう
A→Dの順で、SDGsを経営に活かしていると言える。
④横浜市SDGs認証制度“Y-SDGs”について

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