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第20期城南コンサル塾 開塾式、第1回講義開催

城南支部 氏原 朋也

梅雨晴れの6月15日、青山の東京ウィメンズクラブに集い、第20期の城南コンサル塾開塾式と第1回目の講義が開催されました。入塾式では、東京協会の宇野副会長、川居城南支部長、星野城南副支部長、岩崎塾長の開塾挨拶に続いて、メンバーの自己紹介が行われました。
開塾挨拶では、宇野副会長、川居支部長より城南コンサル塾の目的と成果について、星野副支部長、岩崎塾長からは城南コンサル塾の運営方針についてご説明いただきました。コンサルタントとしての一歩を踏み出そうとしている塾生にとって、将来への展望と道筋を示していただき、「相互啓発と仲間づくりによる人脈形成⇒仕事の獲得と広がり」、「支援機関との連携の仕方」、「スキル、ノウハウの習得」など、これからの10ヶ月の厳しい訓練で得られる成果を、あらためて認識することができました。
今期も昨年同様に多数の応募者があり、32名が入塾を許されたということです。29歳の若手から最年長は67歳、企業内の方、独立されようとしている方と年齢、経歴とも多士済々なメンバーですが、「コンサルタントとして独り立ちする」という目的に向かって皆意欲に溢れています。メンバー32名の自己紹介を聞いて、初対面でありながら早くも仲間意識が生まれてきたような気がしています。

昼食後、いよいよ第1回目の講義の開始です。最初の講義では、星野副支部長より「塾生の心構え」についてご講義いただき、たくさんの気付きを与えられました。特に「考え方」がスタートにあるというお話は強く心に残りました。「考え方が行動を変えて習慣になり最後には運命と人生を変えていく」という内容です。大谷選手のグラウンドでのゴミ拾いを想起したのはわたしだけでしょうか。
次に岩崎塾長より「採用されるセミナー企画書とLPの作り方」の講義を受けました。コンサルタントとして仕事を取るための、企画書、LP、レジュメの「3セット」についてです。塾生は、次回の講義以降10ヶ月間に亘って、毎回提出が必要になる模擬講演のキモともいう要素で、細部まで聞き逃すわけにはいきません。作成のポイント、ストーリーづくり、構成の組み方という3点からご講義いただき、作成上の作法を知ることの重要性をあらためて気付かされました。
初日の講義の最後は、遠藤講師による「中小企業の財務分析の実務」についてです。中小企業の経営者に、提言を行うにあたって、「決算書の何を見るか」、紙数の多い「決算申告書のどこを見るか」という点について、10年を超える実践で培われてきたご経験をもとにご講義いただきました。苦手とされている方も多い財務分析について、教科書では得られないノウハウの大成で、財務門外漢の自身にとっては貴重な学びとなりました。
初日より濃密な時間でしたが、いただいた資料、講義内容とも城南コンサル塾の歴史の中でブラッシュアップされてきた内容で、19時の終了後には大きな充足感を得ることができました。
最後に貴重なノウハウや、ご自身のご経験を、惜しげもなくご教授してくださる講師の方々と、城南コンサル塾の運営に携わるスタッフの方々にあらためて感謝の念をお伝えするとともに、第20期城南コンサル塾、第一回目の報告とさせていただきます。

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