中央支部「診断士スタートダッシュセミナー」開催報告

中央支部 行本 誠人
3月27日(木)に中央支部会員部主催による、新入会員と入会検討中の方々を対象とした「診断士スタートダッシュセミナー」が開催されました。
第1部は、江波戸部長の挨拶の後、高橋支部長、石田会員(2023年度中央支部新人賞受賞)、中村会員(2023年度中央支部MVP受賞)の3人による講話でした。出張中の高橋支部長からは、Zoomにて「中央支部の魅力と挑戦」についてお話をいただきました。約1,600名の会員数を誇る日本最大の中央支部の組織や部会、研究会などの説明と併せて、同好会やチューター制度など中央支部の魅力と新しい挑戦の解説をいただきました。熱のこもったメッセージが画面からも参加者の心に響き、中央支部への入会や支部活動への大きな動機付けになったものと思われます。
つづいて登場したモデルとしても活躍中の石田会員からは、『診断士歴2年のリアル体験談!~やって大正解&失敗エピソード~』の講話をいただきました。前日のゴルフコンペで優勝したお話も交え、中央支部の魅力や人的ネットワーク構築の具体的活動は大変ためになる内容でした。中央支部では4つの部会に所属し、それ以外でも2つの区会で積極的に活動することで、自分を知ってもらい信頼を得ることで仕事につなげていく極意を教えていただきました。
3人目に登場した2022年度新人賞、2023年度MVPを受賞した中村会員からは「3年目突入診断士が感じた『あの時にやっておいてよかった』行動3選」の講話をいただきました。「1年目は無敵モ ード」精神で、どんな依頼にも「Yes! or はい!」の積極姿勢が重要なこと、あわせて家族との時間も大切にすべきなどの具体的アドバイスは、新人診断士にとって大きなヒントとなりました。
お二人の「診断士の歩き方」に共通していえるのは、失敗を恐れずに自ら積極的に行動することが大切で、そのためのネットワークや可能性が中央支部には豊富にあるこということです。限られた時間でしたが、随所にジョークもちりばめられ卓越したプレゼンテーションは全参加者を引き込み、中央支部への入会や支部活動への意欲が一層高まりました。
第2部の交流イベントでは、コミュニケーションゲームを実施しました。参加者同士が2名ペアとなって挨拶した後、お互いの共通点を二つ見つけ、次々と繰り返して多くの方と共通点探しをするゲームです。約25分の中で、一番多い方は20以上の共通点を見つけていました。上位3名に感想と自己紹介をいただき、優勝者へは小島副支部長から書籍がプレゼントされました。24名の新人診断士と20名の既存会員の総勢44名に参加いただき、会場は熱気にあふれ大いに盛り上がりました。
第3部では、小島副支部長より4月26日(土)に開催予定の中央支部カンファレンスのご案内をいただきました。新人診断士だけでなく、既存会員も多く集まる中央支部最大のイベントであり、当日予定されているプログラムやその魅力をご紹介いただきました。
締めは、江波戸会員部長から熱いメッセージが参加者に送られ、無事に閉会しました。
セミナー後には近くの中華料理店にて懇親会が開催され、総勢36名(新人診断士18名、既存会員18名)がお酒を飲みながら楽しいひとときを過ごしました。和気あいあいとした和やかな雰囲気の中で、新人診断士の疑問にお答えしたり情報交換をしたりと、大いに盛り上がりました。参加者全員のコミュニケーションが活発に行われ、新人診断士にとって多くの気づきが得られ既存会員にとっても支部活動への意欲が高まる有意義なセミナーとなりました。