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東京プロコン塾(第15期)オンライン集中講義レポート~合宿参加記に代えて~

東京協会主催「東京プロコン塾」では例年、合宿研修を開催しています。しかしながら2022年1月29日、30日は東京都ではまん延防止等重点措置の適用期間だったこともあり、2日連続のオンライン開催へと急遽変更されました。そのため本稿はオンライン集中講義レポートとして作成いたします。感染拡大状況に応じて変更を余儀なくされる中で、混乱なくスムーズな運営をしていただいた事務局の皆さまには、改めて感謝申し上げます。

■塾生によるコンテンツ発表

2日間を通じて塾生全員からの5分間プレゼンテーションが行われました。今回は4回目ということで、各自、資料の分かりやすさや質疑応答をブラッシュアップするだけではなく、発表テーマの範囲を絞り込み、内容も専門性を高める傾向が見られました。終了後には、「この塾生のこの点をまねしよう」「その表現は他士業の業務侵害と受け取られる恐れがある」「指摘を柔軟に取り入れている人の伸びが目立つ」などの具体的なアドバイスが講師からあり、自らの立ち位置や矯正ポイントをつかめた塾生も多かったように思われます。
今回はオンラインでしたが、15期の塾生はリアル・オンラインの両方での演習を繰り返しているため、「災い転じて福となす」でどちらの形態であっても柔軟に対応できるようになってきました。次回3月はいよいよ最終コンペ。コンテンツの進化や発表スキルの向上、そして塾生同士の表には出さない密かなライバル心がどのように決着するのか楽しみです。

■診断士として血肉となる講義

講義としては、補助金申請支援や事業承継という現在注目されている実務分野や、人事労務や東京都中小企業診断士協会の役割という診断士として網羅的に理解しておきたい内容が揃いました。Zoomのブレイクアウトルーム機能を用いたワークを組み合わせた講義は今後の必須スキルとして吸収すべきことが多く、中小企業庁施策と並ぶ形で提示された診断士の業務領域は、塾生が取り組むべきことの指針にもなっていると感じました。
終了後、「補助金支援の注意点は今後活用できる」「事業者説明の実演は熱量や機微まで伝わってきた」「基礎的な部分から全体像まで振り返ることができたのは有益だった」といった声が塾生間で伝わってきたのが印象的でした。

■先輩・仲間との楽しい交流

コンテンツ発表や講義の後は楽しい懇親会です。今期の懇親会はすべてオンラインとなりましたが、講義はリアルで懇親会はオンラインというパターンが続いたため塾生同士もだいぶ打ち解けてきました。Zoom操作を含めてオンラインでの懇親会にも慣れ、今年の抱負や卒塾後の目標などを語りつつリラックスした時間を過ごしました。
このレポート作成の機会をいただき2日間を振り返る中で、「東京プロコン塾」の講師や先輩の皆さま、そして塾生同期の間で構築してきた信頼関係が財産だと気づくことができました。切磋琢磨しあい、気軽に情報交換を行い、時には大きな相談もできる関係性をこれからも続けていきたい、そのための努力をしていきたいと感じています。最後に、本稿を作成するにあたっても感想を寄せ合うなどの協力をしてくれた塾生同期にありがとうと言わせていただきます。これからも一緒に頑張っていきましょう!

城北支部 滝澤暢

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