城西支部「女性診断士サロン」開催報告
今年度も3月5日(土)15:00からZoomにて「女性診断士サロン」を開催しました。今回のタイトルは「新入女性会員(1~2年目)の歓迎会&交流会」です。コロナ禍となり2年が経過し、新しく仲間となった新入女性会員が先輩女性会員とゆっくり話せる機会をなかなか提供できていませんでした。そこで、「先輩と話してみたい!」と思われている新入女性会員の方、「後輩を応援したい!」と思われている先輩女性会員が交流できる機会として「女性診断士サロン」を開催することにしました。残念ながら今回もオンラインでの開催となりましたが、診断士1年目から8年目までの総勢8名の女性診断士にご参加いただきました。
まずは全員が自己紹介を行いました。診断士になったきっかけや企業内の方は企業内での仕事内容、独立の方は独立診断士としてどういった仕事をしているかなど自由にそれぞれの切口で自己紹介をしていただきました。その後、「先輩女性会員の「診断士活動のノウハウ、秘策」とは!」をテーマに、まずは先輩診断士に女性ならではの強みや普段心がけていることなどを各自紹介していただき、参加者には自由に質問してもらいました。女性診断士が少ないがゆえに顔を覚えてもらいやすいことやターゲットが女性メインの業種を支援する場合に声をかけてもらいやすいこと、診断先とお話しするときに話しやすいと言ってもらえることなどが強みとして挙がりました。また、普段心がけていることとしては、支援先と話すときはまず雑談から入ることやしっかり話を聞くよう傾聴の姿勢を意識すること、支援先に説明するときはできる・できないだけではなくできる方法やできない場合の代替案も提案することなどが挙げられ、今後の診断士活動で活用していきたい具体的な姿勢や考え方を学ぶことができました。また、オンラインだとリアルより距離感を取ることが難しいとのコロナ禍ならではの悩みの声に対して、リアルよりリアクションを大きくしているやオンライン上で自分の目線が相手に向くように工夫しているなどのアドバイスがありました。
前テーマでも様々な質問が挙がりましたが後半の時間は「新入女性会員からの質問タイム ~先輩女性会員に聞いてみよう!~」をテーマとして新入会員に悩んでいることや気になっていること、先輩診断士に聞いてみたいことを自由に質問していただきました。先輩診断士からは具体的な対策やここだけのお話など貴重なアドバイスや意見をいただくことができました。
1時間半という短い時間でしたが、立場も経歴も異なるさまざまな方々とお話をすることができ、新しい知り合いが増えるとともにさまざまな学びも得ることができ、楽しくかつ有意義な時間となりました。今後も女性診断士同士が交流を深められるような場を企画していきたいと思います。
城西支部 松永 弥子