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中央支部研修部「技のホットコーナー」 補助金活用支援の入り口
~ 企業内診断士こそ知識とスキルが活かせます~

5月23日(月)に、中央支部研修部主催の「技のホットコーナー」が、中央支部事務所での対面形式とリモートの併用で開催されました。講師は、HKS補助金活用支援会合同会社代表で中小企業診断士の小野田直人氏。登録したばかりで実務経験がない企業内診断士などが主な対象で、参加者は事務所で12名、オンラインで109名でした。

補助金申請業務は、夜や土日を使って計画的に行えるため、企業内診断士でも取り組みやすく、ビジネスプランの作成を支援することで基礎スキルの訓練になるようです。
補助金の基礎知識として、未経験者にも分かりやすい基本用語の解説、補助金と助成金の違い、経済産業省系補助金の特徴、活用の留意点、申請全体の流れの解説がありました。
近年、定期的に公募されている主な補助金の例として、小規模事業者持続化補助金、ものづくり補助金、IT導入補助金などの特徴と概要が紹介され、東京都の助成事業の情報も提供されました。
専門知識習得の入手方法として、経済産業省や日本商工会議所などのサイトの紹介と、取り組み方の助言がありました。知識の向上には申請書に多く接することが効果的で、採択事例などが掲載されている補助金もあるので、参考にすると良いとのことでした。
採択率アップのためには、最初にストーリーをしっかり作り、文字だけにならずに図表や写真を活用してわかりやすくする工夫が必要とのことでした。特に、公募要領に記述されている審査項目を漏らさず記述することがポイントで、審査員目線でチェックすれば見逃しを避けることが可能との説明がありました。
グループでのディスカッションが2回行われ、補助金の公募要領・様式・提出書類を受講者自身で確認するという、実務の入り口を意識した講座でした。

中央支部 細谷賢司

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