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城東支部社会貢献事業「気候変動経営」チーム第7回定例会開催報告

城東支部 宮田 昌尚

寒暖の変化が激しくなった10月8日(土)、城東支部社会貢献事業の「気候変動経営」チームは、20時より第7回定例会をオンラインで開催しました。今回は新メンバー1名のオブザーバー参加を含めて合計9名により、進行中の調査案件や立案中のセミナー計画について情報共有を行いました。

1点目の議題は環境省関係の情報アップデートで、これは脱炭素の取り組みの入口にある中小企業へのアプローチについて提案することが狙いとなります。脱炭素の政策については、当チームとして主に経済産業省と環境省の動向を注視していますが、先般より環境省の中小企業向け活動をヒアリングし、協力できることを検討しています。引き続き知見を深めながら、行政と連携した支援活動でも貢献していきたいと考えています。

次に、当チームの成果をアウトプットする場として、城東支部の中小企業診断士および企業経営者に向けたセミナーの2月開催案について協議しました。内容としては「気候変動経営」の必要性から具体的な取り組み方のヒントまでを含めた情報提供とし、外部講師との連携も組み込む計画です。

3点目として、畠田会員より、経済産業省が9月より開催している「サプライチェーン全体でのカーボンニュートラルに向けたカーボンフットプリント(CFP)の算定・検証等に関する検討会」について報告がありました。国内企業全体の排出削減に向けた動きに進展があったことを確認することができました。

定例会は上記に関する継続課題を確認するとともに、その他にもメンバーから活発な情報交換が行われて閉会となりました。「気候変動経営」チームの各メンバーが意識を高め、知識を深める場になっていることを感じています。

月16日(土) 20時より城東支部社会貢献事業の気候変動経営チーム2022年度第1回定例会をZoomによるオンライン形式で開催しました。

2021年度に取り組んだことをベースに、中小企業の脱炭素ニーズに対して診断士としてどのようなサポートができるのかという視点で、2022年度の活動を進めていくことを確認しました。足許ではウクライナ情勢などを起因としたエネルギー価格の高騰が起きており、中小企業はコスト増への対応を優先せざるを得ない環境となっています。一方、脱炭素の流れは止まらないものと考えられるため、中長期的視点で研究を進めることを併せて確認しました。

各自基本図書を読んだ上で、2022年度の活動の方向性を考え、次回定例会議で議論することとしました。直近ではエネルギー価格の高騰という難しい環境に直面していますが、このような環境下で脱炭素をテーマに中小企業にどのようなサポートができるのか、より実践的な内容を検討していきたいと考えています。

城東支部 宮田 昌尚

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