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コンサルティング・ビジネス研究会 StepUpマスターコース 第7回受講報告

中央支部 箱(ペンネーム)

 コンサルティング・ビジネス研究会(CB研)が主催する、〝仕事獲得力〟の養成にフォーカスしたプロコン塾「StepUpマスターコース」の第7回講義が11月19日(土)、としま区民センターで開催されました。
本マスターコースでは、受講生(塾生)が2チームに分かれてセミナーを企画しています。今回は、セミナーを成功に導く考え方を学ぶ講義と、塾生による模擬セミナーが行われ、塾生たちは1月のセミナー本番に向け、セミナーコンテンツのブラッシュアップを図りました。

1.【講義】セミナー講師が使えるテクニック
講師経験が豊富で大学でも講座を持つ岩本健一講師から、「セミナー講師が使えるテクニック」についての講義がありました。
岩本講師は、セミナーを「知識を提供するセミナー」と「バックエンド商品につなげるセミナー」の2種類に分けた上で、稼げる診断士になるために不可欠な、バックエンド商品につなげるセミナーで使えるテクニックを中心に解説。特に、ストーリーを用いて人の心に効果的に語りかける「ストーリーテリング」の重要性を指摘し、①聞き手の分析、②ゴールの設定、③ストーリーの選定の3ステップでストーリーを構築する方法を提示しました。

2.【講義】セミナー起点のコンサルセールス
岩本講師は、「セミナー起点のコンサルセールス」をテーマに、セミナーからバックエンド商品につなげるための考え方や、クロージング(成約)の方法論についても講義を行いました。
セミナーから個別相談へ、個別相談からバックエンド商品の成約へとつなげるには、参加人数を増やすよりも高単価・高成約率を目指すべき。そのためには、セミナー参加者の感情に訴えかけることや、講師への信頼を高め、参加者が価格以上の価値を感じられるプロセスが必要と説明しました。さらに、「ビジネスはすべて顧客の問題解決」と話し、顧客を深く理解し、顧客の価値に寄り添って提案することが、クロージングのポイントと強調しました。

3.模擬セミナー
今回は、同時間帯に別室で開催されているCB研の定例会の場を活用し、各チーム約15分間の模擬セミナーを行いました。CB研の会員からは、セミナーの内容はもちろん、話し方や姿勢、スライドのデザインまで幅広く〝辛口〟のフィードバックが寄せられました。
また、10月の講義で「伝わる講師力」を塾生たちに伝授した津田典子講師も来場し、模擬セミナーを分析しました。「一番気になったのは、自分に集中していたこと」と指摘し、セミナー講師はもっと参加者を見るべきとアドバイスしました。そのうえで、参加者への声掛けの仕方や間の取り方、伝わりやすい言い回し、参加者との距離を縮めるための振る舞い方などについて、豊富な実例とともに解説がありました。

4.セミナー本番に向けて
2022年中の講義は今回が最後となり、1月21日、22日にはいよいよセミナー本番を迎えます。両チームとも、講義で得たテクニックや模擬セミナー後のフィードバックを踏まえて、セミナーコンテンツのブラッシュアップに取り組んでいくことになります。

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