[2022年12月22日(木)開催]城西支部国際部主催
令和4年度 グローバル化の実態を知るイベント開催報告
○駐日イスラエル大使館経済担当公使兼経済貿易ミッション代表、在日イスラエル系企業メンバーと考える日イ経済連携の未来
城西支部
なか(ペンネーム)
今回は駐日イスラエル大使館のコルバー経済担当公使兼経済貿易ミッション代表と、日本とイスラエルの間の企業連携を支援しているミリオンステップス株式会社の方々をお招きし、DX、フィンテック、フードテックなど、新しい分野の最先端技術で世界から注目を集めるイスラエルの社会・経済についてお話を伺いながら、日本の高度産業との経済連携の未来について意見交換を行いました。
イスラエルといえばエルサレムを中心とする宗教的聖地のイメージが強いかと思いますが、1千万人足らずの人口でありながら、高度な教育と世界からのユダヤ人移民を活かした革新的な農業や高度な医療、そしてスタートアップ起業家の活躍により、独自の先端技術で世界に躍進するハイテク国家でもあります。
第一部ではコルバー公使からイスラエルの社会・経済、そしてその強みについて、建国の時からここ数年の推移にいたるまで、イスラエルという国が何を目指し、どのように人材を育て、どのような成長戦略を描き、何に注力してきたのか、データを用いて非常に興味深い紹介と考察を提供していただきました。
また第二部では、ミリオンステップスの梅山様と、長い在日経験を持つ代表のラモト様から、イスラエルの最新フードテック情報についてご紹介をいただき、植物由来の肉製品など、未来社会を変える可能性を秘める興味深いテクノロジーについて学ぶことができました。
当日は国際派診断士が多く集まったこともあり、またユダヤ教の祝祭日である「ハヌカ」の期間中ということもあって、経済のみならず、ユダヤ教社会に関する質問も英語と日本語が飛び交いながら活発に行われました。
城西支部国際部では今後もこのような知的刺激にあふれるイベントを開催していきたいと考えておりますので、引き続き皆様のご参加をお待ちしております。