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城北支部交流イベント「サントリー東京ビール工場見学と懇親会」報告

城北支部会員部では、3月19日(日)に会員交流イベントを開催しました。今回の企画は「サントリー東京武蔵野ビール工場見学」です。コロナ禍で交流機会が制限されてきましたが、緩和策が打ち出され交流機会が戻りつつある中、リアル開催として会員とそのご家族含む総勢で38名が、密にならないよう2グループに分かれて参加しました。工場は東京都府中市にあり、1963年に開設されたサントリー初のビール工場で、東京都内で唯一のビール工場として、また「プレミアムモルツ」が作られた場所として、人気の施設となっています。2017年に改修され「サントリー〈天然水のビール工場〉東京武蔵野ブルワリー」となり、工場のほか、構内には多くの生産研究のミニブルワリーもあり常にこだわりの味の追求がなされています。


ビール製法の各工程の説明を受け見学を回る

見学は同社の沿革とビールへの取り組みの映像から始まり、各工程の解説へと続きます。最初の素材である地下深くから汲み上げられた天然水、厳選された麦芽、華やかな香りを引き出すホップについて説明を受けました。仕込みでは、「ダブルデコクション製法」「アロマリッチホッピング製法」といった技術に支えられた製法を学び、大きな仕込槽や仕込釜を見学しました。その後、発酵過程を見学しながら、実際に「若ビール」を熟成する工程で使われていた貯蔵タンクのトンネルを通るという見どころを体感しました。そして、ろ過装置、パッケージングの生産工程を見学し50分の見学を終えました。途中、仕込釜やろ過設備、研究開発などの質問に対して、説明の方から丁寧な回答をしていただきました。最後に、「プレミアムモルツ」3つの味の試飲を行い終了となりました。「今仕込んでいる味は今飲んでいるビールの味ではない。今日よりも明日、もっと美味しいビールを届けることを醸造家は追求しているため、年や季節でなく毎日味が変化していることを楽しんでほしい」という言葉が印象に残りました。

見学終了後、懇親会場まで徒歩で移動しました。前日の雨とはうって変わり春のうららかな陽気の中、府中街道を北上し大國魂神社へ伺いました。大國魂神社は西暦111年創建の武蔵国の総社であり、大きな境内は卒業シーズンでもあることから多くの参拝者で賑わっており、各々健康や繁盛を祈願さ れていました。懇親会では、サントリーのビールを片手に近況を語り合いながら交流を深めました。サントリー社員の方の、プレモルの神泡やパッケージといったブランディング、新商品であるジン翠「SUI」の開発についての講演会とお土産もあり、盛会の中、懇親会が終了しました。


多くの参加者で楽しく充実した交流

今回の交流イベントでは、「サントリー〈天然水のビール工場〉東京武蔵野ブルワリー」の徹底したこだわりの味への追求とブランディングの取り組みを学び、また大國魂神社など府中の街を堪能し懇親を深めたことで会員同士の交流を促進することができました。とても楽しく素敵な一日となりました。

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