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飲食・サービス業の魅力を引き出す伴奏支援 城北プロコン塾・第3回講義午後の部受講報告(8月19日受講)

~中小企業の伴奏者~、聞き慣れた言葉ですがとてもいい響き。城北プロコン塾第3回目では、石川知穂会員から「飲食・サービス業診断事例」を受講しました。

まず、石川会員の会社名「EstudioALMA」の由来から多彩な活動や趣味、五線譜に込められた「中小企業の支柱」として活動するという理念の説明がありました。最初のパートでは、「産業分類を超えた業態が増えており既存概念では対応が難しくなっている」ため、複合化や新業態への対応が必要であるという内容でした。次のパートでは、「DMは依然として重要な手段であり、ターゲット等で効果的なSNSを選択する」ことが有効で、経営者自らがSNSに対応し効果を発揮している例をご紹介いただきました。最後のパートでは、「従業員の育成と業務マニュアルの更新」について事例をもとにワークで考える内容でした。価格設定や経営指標の説明には、「顧客が理解できるよう、具体的でわかりやすい例を出して伝える」よう、数多くの診断経験からお話しされていたことが印象的でした。飲食・サービス業支援のためには、感度高く情報を捉え、事業者の思いや取り組みを尊重して経営者に向きあっていくことが大切だと感じました。

私が現在勤めている植村冒険館は展示施設であり、多くの方に来館していただくため今回の内容を共有してPRの充実に取り組みたいと思います。一方、板橋区の産業振興課在籍時に経営者からの相談に応じていた際、専門用語を使ったり不十分な説明だったりしたかもしれないと反省すべき気づきもありました。診断士活動では、商業、飲食・サービス業支援を積極的に行いたいと考えているため、経営者にしっかりと向きあって支援を行い、地域活性化につなげていきたいと思います。

 

城北支部 佐々木広晃 sasakihiroaki8=gmail.com

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