1. HOME
  2. Members
  3. 第19期城南コンサル塾(実務実習 美容室診断)開催報告

第19期城南コンサル塾(実務実習 美容室診断)開催報告

城南支部 長谷部 美喜

城南コンサル塾19期の塾生6名で、納塚大指導員、西中基子副指導員のもと、2023年8月20日から10月28日まで実務実習に参加しました。実習先は、大田区内で地域密着にて3店舗を経営している美容室で、5年後を目処に事業承継の開始も予定されていました。

打ち合わせは8月20日の合宿講義後から開始し、9月2日に予定されていた社長インタビューと実習先の店舗見学に向けて、インタビュー項目の検討から始めました。また、実習先とその競合店舗の美容室へ、指導員と塾生で分担して一般顧客の立場で予約を入れ、店舗の実地調査も行いました。

社長インタビューでは、実習生全員で現状への仮説を立て、その検証が行える質問を漏れやダブりなくできるよう留意しました。当日のインタビューでは、事前の仮説通りであったこと、仮説と現状が異なっていること、それぞれを確認することができ、事前に仮説を持つことの大切さを学びました。

実務実習2日目からは、企業の現状分析を行いました。模造紙とポストイットを活用して分野ごとに気づいた事実を書き出し、事実から読み取れる要素を抽出して整理しました。完全に主観を排除し、事実のみを抜き出すことの難しさを実感しました。実習3日目は、事実に基づく現状分析の結果から問題点を抽出し、同様に模造紙とポストイットを使い問題の深掘りを行いました。実習4日目は、問題点から実習先企業の主要課題と、5年後のありたい姿の設定をしました。

実習5日目には、本来は各自が役割分担をして作成した報告書の読み合わせのみ行う予定でしたが、4日目に設定した実習先の主要課題とありたい姿について、再度議論を行いました。打ち合わせは予定時刻を大幅に経過して終了となりましたが、最後の議論で、実習先企業についての理解をさらに深める事が出来たように感じています。

報告書の作成は、両指導員にアドバイスを受けながら、最後まで調整や修正を何度も行いました。報告書の統合と印刷の担当メンバーには負荷をかけることになりましたが、ギリギリまで粘ったことで報告書のクオリティをあげることができたと考えています。

10月28日の実務実習最終日、実習先の社長に調査結果の報告を実施しました。社長はメモをとりながら報告を聞いて下さり、報告後には社長からの質問やコメントを元に意見交換を行うことができました。特に、店舗の実地調査を行ったことについて社長に興味を示していただきました。社長からは説明会後に「事業調査報告書から改めていろいろな角度から見る事が出来ました。5年後のあるべき姿を作って行きます。」というお言葉を頂戴することができました。

今回の実習において、実習と議論の道筋を示しコンサルタントとしての姿勢を教えて下さった納塚指導員、そして議論を見守りながら要所で必要なアドバイスを下さった西中副指導員、本当にありがとうございました。また、班メンバーの塾生は属性もバックグラウンドもさまざまで、多様性のあるチームでの相互啓発が多くありました。
インタビュー前の仮説作成、主観と事実を切り分けることの大切さ、課題設定の重要性など、実習での多くの学びを活かせるよう今後とも努めてまいります。

関連記事

アーカイブ