令和５年度『ステップアップ診断士の会』開催レポート

2024年1月14日（日）に独立診断士としてのステップアップを志す会員の方を対象としたオンラインの対話型交流会「ステップアップ診断士の会」を開催いたしました。

本会は、東京協会主催の「1年目の会」に参加した後も「継続した会員同士の交流を希望する」とのお声をたくさんいただいたことを背景に開催しており、今年度で3回目となります。今年度は昨年に引き続き「独立」をテーマとし、診断士歴に拘わらず、すでに独立している人や将来独立を希望している人、独立について知りたい人、総勢83名にご参加いただきました。

今回はオンラインコラボレーションツール「Miro」を活用した新しい交流の仕方にチャレンジしました。「Miro」とはWeb上のホワイトボードサービスで参加者が共同で編集・閲覧することができます。まずは、個人ワークとして参加者に診断士登録から現在までの出来事において「いつ、どんなときにやりがいを感じたか」「充実していたか」あるいは「どのような時にやる気をなくしたと感じたのか」「気持ちが落ち込んだか」といった自身の感情の変化を表したグラフを「Miro」上に作成してもらいました。

その後、3～4人のグループを作り、30分間のワークショップを2回行いました。事前に独立歴や得意分野・興味のある分野について参加者にアンケートを取り、ワークショップ1回目は独立歴が近いメンバーで、2回目は共通の得意分野・興味のある分野を持つメンバーでグループ分けを行いました。ワークショップでは、個人ワークで作成したグラフや「Miro」上に設けた質問部屋の問いかけ(「独立直後の仕事の取り方で困ったことは？」など)を活用しつつ、自由にディスカッションを楽しんでもらいました。参加者アンケートでは「自分の境遇と同じ人たちとの交流は今後の励みになった」「既に独立されている方、独立を目指す方からのお話が聞けて勉強になった」などの感想をいただいた一方で、今回「独立」がテーマでしたが実際に独立している方の参加が少なく「独立の方と1回もブレイクアウトルームでお会いできず、話ができなかったのが残念」などのご意見もありました。いただきましたご意見は今後のイベント企画に活かしていきたいと思います。
末筆ではございますが、ご参加いただきました皆様に厚く御礼申し上げます。