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経営戦略的に「健康経営」を考える!

~第11期城北プロコン塾 第10回講義受講報告(2024年3月16日受講)~

最終日の午前、中村稔講師による「健康経営」に関する講義に出席しました。穏やかな口調で、しかし熱のあるお話しぶりでグイグイと引き込まれ、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

「健康経営」とは、従業員の健康維持・健康増進に関わる取組をコストとして捉えるのではなく、将来的に収益性等を高める投資であるとの考えのもと、経営的な視点で考えて、戦略的に実行する新たな経営手法です。かくいう私も、受講前は、「健康経営」とは費用のかかる取組であり、社会的意義は理解しつつも中小企業にとっては難しいのではないかというのが正直なところでした。

講義では、「健康経営」の背景である、日本が抱える少子高齢化への対応という課題を皮切りに、健康経営優良法人認定制度や、健康経営アドバイザーによる専門家支援、支援事例の取組内容とその成果などを丁寧にお話いただきました。「採用したくても人が来てくれない」という声をよく聞きます。人材不足に悩む中小企業にとって、「健康経営」は、顧客へのアピールとしてだけではなく、自社の労働環境の良さを採用市場へアピールする手段の一つとしても効果の発揮できる取組ではないでしょうか。

SDGsや今回のテーマである健康経営など、中小企業に対して社会的課題への取組に対する期待が年々増加しているかと思います。見方を変えれば、この期待というのはニーズ、チャンスと考えることができます。事業性を考えながら社会性にも取り組むという、難しい経営の舵取りが必要とされるなかで、経営者の伴走者、政策支援の橋渡し役として、ますます中小企業診断士の役割も重要になってくる、そんなことを気づかせてくれた講義でした。

 

 

城北支部 井尾生太

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