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第20期城西プロコン養成塾開講

第一回講座 自分を魅せるプレゼンテーション

城西支部 西本 成夫

6月15日、梅雨入り前の晴天のもと第20期城西プロコン養成塾が開講されました。本日は開講日ということで30分以上も前から受講生の皆さんが集まりはじめ、そこかしこで名刺を交換し挨拶が交わされる光景が見られました。私も数名の方と挨拶を交わしまたが、中には退路を断って診断士活動を始められる方など皆様の志と熱意に打たれ、スタート前の良いアップができました。
本日の講座タイトルは「自分を魅せるプレゼンテーション」です。人から見られることは誰でも不安に感じます。しかし、コンサルタントとして相手の情意に訴え、相手の行動変容を促す仕事をする以上、「いかに伝えるか」という課題から逃げることはできません。これに挑戦する高い意欲と、多くのヒントが得られることに胸を膨らませて初回の講義が始まりました。
講師はコンシューマー・マーケティングのプロであられるJacky柴田氏です。スキンヘッドにサスペンダースタイルのJacky氏、経営コンサルと言えばスーツ姿を想像するところ、そのお姿でまず私たちの関心が惹きつけられます。第一印象がコミュニケーションのスタートラインということを冒頭から目の当たりにしました。午前中はプレゼンテーションの目的、そのプレゼンを魅力的にするためのノウハウ・ドゥハウなどの講義が中心です。座学にありがちな一方的な講話ではなく、つねに言葉による問いかけ、アイコンタクト、ボディランゲージで私たちは話の内容に巻き込まれ、なるほど、確かに、といった自分の体験に置き換えながら講義に聞き入っている自分がいました。
午後はグループワークと個人ワークを中心に進んで行きます。
個人ワークでは全員の前で一定の制限がかかった方法で1分間スピーチ。そのルールに抵触すれば即そこで終了、再度チャレンジです。
参加者は緊張感に包まれながらもそれぞれ工夫して、ゆっくりとした話のスピード、アイコンタクト、ボディランゲージなどを織り交ぜてゴールを目指しました。このワークでは、スピードをコントロールすることや、間を取ること、アイコンタクトを取ることが、意外なほど聞き手の興味や意識を高め、伝える力があることを実感しました。
今回はプロコンサルタントを目指すうえで最も本源的な「伝えること」について、頭でだけでなく体感を持って学べたこと、さらに日々の行動や会話の中で実際に行うことへの気付きを得られたと思います。
さて、無事講座が終了し、一同、安堵感と充実感につつまれて懇親会に席を移しました。今回の受講生18名、全員参加で乾杯です。限られた時間ではありましたが、バックグラウンドやこれからの抱負などについて情報交換ができました。また、一緒に頑張っていく仲間ができたことの喜びと、モチベーションを高められたことがなによりの成果でした。私の今日を一言で締めると、「目を合わせよ。されば開かれん。」 以上

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