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第20期城南コンサル塾 第2回講義開催

城南支部 押味 優

城南支部の城南コンサル塾は、7月20日(土)に大田区池上会館にて、第2回講義が開催されました。午前9時10分からの講義に備え、8時50分には、酷暑の中で塾生全員が集合し、時間厳守の意識を持ったよい緊張感の中、講義が開始されました。本日は4つの講義が行われました。
最初の講義は、宇野講師による「コンサルタントの基礎知識」です。事前に城南プログラムで予習を行い、事前課題を行ったうえで本講義に各自臨みました。コンサルタントが持つべきベーシックスキルについて熱くご講義をいただきました。講義の中で6人のメンバーで事例企業について、分析及び体系化、課題の設定までのプロセスを体感いたしました。実施後、グループ毎に発表を行いました。グループ毎に考える視点が異なり、違った課題が導かれたことには驚きでした。また、グループワークでは多様な意見交換が行われるため、結論を導き出す難しさを改めて痛感し、診断士には、各自の意見を何とか一つの方向に導く力(コミュニケーション能力)が必要であると実感しました。

第二講は、遠藤講師による「中小企業の財務分析の実務②」です。前半はキャッシュフロー計算書の作成方法及び分析方法の講義をいただきました。苦手意識が高かったのですが、素早くミスなく作成するテクニックを学びました。後半では、計画損益計算書・貸借対照表・キャッシュフロー計算書の作成方法から始まり、実際のコンサルティングの中で、どのように課題を設定し、クライアントと話し進めていくかなど、実務を意識した講義で、より頭の中で具現化していきました。

第三講は、尾上講師による「事業調査報告書作成スキル①」です。経営コンサルタントとしての事業調査とコンサルティングプロセスについて、緊張感のある講義をいただきました。事業調査の目的、観点、どこまで深掘りして分析するかなど、一貫したプロセスに目から鱗でした。そのあと、1回目のグループワークにて、これまでコンサル塾で学んだコンサルティングプロセスの整理を行い、頭の中での定着を図りました。2回目のグループワークでは、事例企業の財務分析を行い、各財務諸表から分析し深掘りしました。講義の中で聞いた点を実践するのは難しく、時間内での完成には至りませんでした。今後の実務実習に活用して、スキルアップを図ります。

最後に第1回目の模擬講演を行いました。商工会議所主催の「創業に関するセミナー」というテーマで、岩崎講師、尾上講師と2グループに分かれて、各自用意した講演内容の一部分を5分で実施しました。その後、説明資料や講演について、受講者を引きつける工夫があるか、自分よがりなコンテンツにならず顧客視点で作られているか、他の講師と比べて差別化できる内容かなどの観点で、参加塾生及び講師がフィードバックを行いました。コンテンツの中に何を詰め込むか、スライドをどう見せるかなどで多くの方がご指摘をいただきました。私自身にご指摘いただいた部分、他の塾生にご指摘いただいた部分、優れた部分を参考に改善をして、来月の第2回目の模擬公演に臨みたいと思います。

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