第3回「JOSAI24の会」開催報告
〜先輩診断士に学ぶキャリアアッププラン〜
城西支部 杉浦 裕文
9月20日(金)に開催された城西支部2024年度入会者向け同期会「JOSAI24の会」の第3回についての報告です。「JOSAI24の会」のメンバー22名と事務局の皆様が参加され、城西支部では初の会場となる西早稲田の「新宿コズミックスポーツセンター」で開催されました。
今回の進行は、「JOSAI24の会」の事務局をご担当されている木嶋会員で、恒例となっている生成AIを活用した自己紹介動画の上映で幕を開けました。ITコーディネーターの資格もお持ちの木嶋会員の動画は、ご自身の経歴を中心にまるで本人が喋っているかのようなクオリティの高さでした。
今回は、「新人診断士のキャリアアッププランについて」をテーマに、先輩診断士から「これからの診断士活動に役立つ経験」をご講演いただきました。
まず初めに、松永支部活性化委員長から診断士になって1年目と2年目以降の活動内容をお話いただきました。JOSAI19の会・ステップアップ勉強会・異業種交流会などの支部イベントだけでなく、「東京協会主催『診断士1年目の会』」幹事や実務実習制度・他支部の研究会にも参加されるなど、1年目から幅広い活動を行っていらっしゃいました。2年目以降は部会や委員会に所属してイベント企画力の向上を図り、JOPYへ参加や補助金関連の審査員や専門家派遣も経験され、さらなるステップアップをされていました。お話を通じて、診断士としての1年目の過ごし方だけでなく数年先のビジョンのイメージも持つことができ、自分自身も今後の支部イベントに積極的に参加していきたいと思いました。
次に、鳩貝支部長から診断士としての独立前から現在に至るまでの経歴を年表形式でご説明いただき、ご自身が「これをやっておけば良かった」と感じたことをご紹介いただきました。企業内診断士から独立開業されるまでに気をつけるべきポイントなど、ご自身の体験談もふまえてお話いただき、具体的なイメージを持つことができました。そのなかでも、「できない案件はそもそも頼まれることはない」という言葉が印象に残りました。もちろん、最低限の努力は必要だが、そもそもできなさそうな人に依頼は出されない、もしも一人が困難なら仲間が頼りになりますというお話をいただき、新人診断士の背中を押していただけるような勇気の出るお言葉でした。鳩貝支部長ご自身の診断士としての一連の歩みを知ることができ、他では聞くことができない貴重なお話を伺うことができました。
最後に、講演の内容から心に残ったことを共有する時間が設けられました。5〜6人のグループに分かれてディスカッションを行い、その後グループ毎に代表者が全体への共有と追加の質疑を行いました。
会の最後には、次回第4回の開催日時の告知、城西支部でのスキルアップ勉強会の告知を頂きました。終了後は、高田馬場駅近くのお洒落なイタリアンで立食形式の懇親会が開催されました。「JOSAI24の会」のメンバーを中心に講師、事務局の総勢29名が参加し、同期同士や先輩診断士との交流や情報交換を通じてこれまで以上に深いコミュニケーションを図ることができました。同期の尾渡会員の発案で「JOSAI24の会」のTeamsを利用したコミュニティが発足されることとなり、今後もさらにメンバーの繋がりが深まりそうです。