第9回・コンサルティング・ビジネス研究会

城北支部 前田 信哉
2月16日(日)、池袋のとしま区民センターにて、コンサルティング・ビジネス研究会(以下CB研)主催の第9回Step Upマスターコースが開催されました。今期のマスターコースも残すところあと2回となり、これまで以上に活発な意見交換がなされました。
今回の主な内容は、塾生による「自主企画セミナーの振り返り」「動画マーケティング」に関する発表と、スモールM&Aのパイオニアである株式会社つながりバンクの齋藤社長による特別講演「M&A業界2025最前線」でした。
自主企画セミナーの振り返りでは、診断士試験合格者をターゲットとしたセミナーと、経済産業省から講師を招いて開催されたRESASの活用方法に関するセミナーの2つに関する報告が行われました。いずれのチームも目標を上回る集客を達成し、セミナー内容に対する満足度も高い結果となりました。活発な質疑応答も行われ、多くの学びが得られる充実した振り返りとなりました。特に、診断士試験合格者をターゲットとしたセミナーは、これまでCB研がアプローチしてこなかった層への新たな試みとして、研究会の活性化につながる価値のあるチャレンジでした。
動画マーケティングの発表では、4名の塾生が作成した動画を見せながら、試用したツールやノウハウを紹介しました。塾生にとって初めて触れる情報も多く、予定時間を超えるほど活発な質疑応答が行われました。特に、AIを活用した動画制作アプリケーション、テキスト作成、テキスト読み上げなどの最新技術は、塾長をはじめ参加者全員に驚きを与えました。具体的には、AIに対して「どのようなAIアプリケーションを使うと動画を作成できるか」といった質問を投げかけ、さらに類似のAIアプリケーションを探させるなど、診断士のAI活用に対する具体的な方法が示唆され、大変興味深い内容となりました。
つながりバンク齋藤社長による特別講演「M&A業界2025最前線」では、齋藤社長だからこそ語ることのできるとても貴重な内容で、具体的な中小企業診断士の活躍事例の紹介を通して、M&Aによって活動の幅が大きく広がる可能性を感じることができました。中でも特に印象的だったのは、M&Aを成功に導く経営者のポイントとして、「人の気持ちを掴むこと」「自身の得意分野を明確に持つこと」「信頼関係を築くこと」「逃げない姿勢を持つこと」などを挙げられていたことです。これらの要素は、人間の本質的な要素であり、実践に役立つマスターコースの内容として塾生にとって意義の大きい講演となりました。