第21期 城南コンサル塾 工場見学

城南支部 栗林 健
第21期城南コンサル塾 第6回講義の「製造業診断の実務」において、小泉会員より、製造業の伴走支援の進め方と、その支援における中小企業診断士の関わり方の実例を説明いただきました。
今回私たちは、城南コンサル塾の実地研修としてこの実例の支援先工場を訪問しました。講義で習った事項を実際に見学・体験し、支援先社長のさまざまなご苦労・想いを伺うことができました。
■本支援先の金属加工装置と支援内容
小泉会員より、工場で見学する製造装置について説明いただきました。手動で加工する汎用装置からコンピュータ数値制御(CNC)による自動装置に至るまでの製造装置の進化の流れと、装置進化に伴う作業工程効率化の具体例を学びました。さらに最近の本支援先への支援状況を学び、本支援先がさらに発展している様子がわかりました。
■工場見学
小泉会員に教わった5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)、優工場認定および最新金属加工装置の知識を持って工場を見学しました。最新CNC加工装置の機能や作業効率化への貢献の具体例を社長や従業員の方から実地にて直接伺い知識を深めました。さらに、20歳代の社員やインターンの方が最新装置の製造ノウハウを早々と身に着け次々と製品を作っていくこと、従業員の皆さんが自主的にルールを定め作業上の留意点を共有していることを目の当たりにしました。
このような従業員の自主性や活気を引き出す社長の手腕・リーダーシップに改めて感銘を受けました。

■社長講話
工場内の休憩室で、社長より講話を頂きました。社長は、経営を引き継いで以降ビジネスモデルを大きく変え業績を大幅に改善してきました。しかしながら、引き継いだ当時は、さまざまな仕組みを活用し会社風土変革・設備更新・若い社員の採用を行ったものの、すぐには経営改善の兆しが見えず苦しい思いをされています。継続して努力する中で機会を得て経営改善が叶ったこと、この経験があるからこそ創業者の想いに沿った新規事業のかじ取りが可能になったことなど、私たちが知るべき現場で起こっていることを教えていただきました。

本工場見学や社長講話により、城南コンサル塾の講義で教えていただいた製造業診断実務と中小企業診断士の役割について、より理解を深めることができました。この経験やお話を心に留め、今後の診断士活動で実践していきたいと思います。