城南支部「新緑フェスティバル2025」開催報告

城南支部 稲葉 康弘
2025年5月10日(土)に、城南支部全会員を対象とした春の一大イベント「新緑フェスティバル2025」が、品川駅至近の「TKPガーデンシティPREMIUM品川HEART」を会場として盛大に開催されました。
「新緑フェスティバル」は三部に分かれており、第一部は新入会員が中心となるチューター制度説明および相談会、第二部は全会員が集う支部大会、第三部は全会員が参加する懇親会です。
第一部のチューター制度説明会では、新入会員と入会希望者向けに、城南支部の特長の一つであるチューター制度の詳しい紹介がなされました。制度説明の後は、数名のグループに分かれて既存会員が新入会員・入会希望者の疑問に答えるワークショップ形式の相談会が行われ、チューター制度だけでなく城南支部の特長や診断士活動のスタートについて参加者が理解を深める良い機会となりました。
第二部の支部大会は、はじめに森川雅章東京都中小企業診断士協会会長よりご挨拶を賜り、その後、川居宗則支部長より、前期の実績と今期の計画について説明がありました。
城南支部の運営方針の3つの柱は、「実践的な事業機会の提供」「実践的なスキルアップ機会の提供」「人脈構築ができる支部活動の拡充」です。これら方針のもとで前期に実施された様々な事業の報告を受け、今期はさらに支部ホームページのリニューアルや新委員会の設立など、新しい挑戦をおこなうことが発表されました。
また、支部表彰では、東京協会や城南支部へ多大な貢献や功績のあった9名の会員が表彰を受けました。
続いて、城南支部の諸活動について各部長やリーダーから説明がありました。城南支部では、行政・民間企業からの受託事業のほか、社会貢献事業や実務事業など会員の実践機会の創出や、会員相互の交流を図るイベントなど多彩な活動が展開されています。
そのなかでも、会員の持つスキルやノウハウ・経験を受講者に伝えるエキスパートコースは、今期はさらにその数が拡大し研鑽の場が増えました。新しい研究会等の設立支援も強化を図ることが発信され、後の懇親会でも、エキスパートコースや研究会に関する多くの質問がなされ、会員の興味関心の強さが感じられました。
さらに、新入会員の自己紹介タイムでは、約70名の新入会員が一人ずつ登壇し、経験や強み、意気込みを語りました。今年も多様なキャリアを持った個性あふれる新入会員が数多く入会し、城南支部の活性化をさらに加速させる原動力となる期待に満ちた時間となりました。
会場を変更し、第三部は懇親会となりました。はじめに三宅茂樹東京都議会議員よりご挨拶を賜りました。そしてご来賓のご紹介、次いで森川東京協会会長より乾杯のご挨拶を頂きました。
懇親会は立食形式で、自由にテーブルを行き来しながら、和やかに名刺交換や近況の共有、また新たな出会いと交流を楽しみました。最後に、木下綾子副支部長の締めの挨拶で、終始盛会のうちに終了しました。
今回の新緑フェスティバルは総参加者数が300名を超えるたいへん大規模なものとなりました。「実践の城南」を掲げて各会員が積極的に取り組んできた活動が実を結び、一層の飛躍を確信させるイベントとなりました。ご参加いただいた皆様、ご準備・運営に携わった皆様、誠にありがとうございました。