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「リブート診断士の会」開催報告

城西支部 木嶋 崇博

2025年8月29日(金)に開催された城西支部「リブート診断士の会」についての報告です。「リブート診断士の会」は診断士の資格更新に向けて実務ポイント取得の機会を探している方、診断士の資格を取ったけどあまり活動が出来ていない方、など活動をしたいけどどうしたらよいかわからないといった方に向けての支部活性化委員会・実務従事支援部と合同で開催した初めての企画となります。
イベントは新宿区の四谷スポーツスクエアで開催し、参加者6名、事務局と合わせて合計13名で開催しました。皆様、日中の仕事を終えられた後の時間にもかかわらず、明確な目的をもってご参加し、改めて診断士の熱量の高さを感じました。
冒頭事務局よりイベントの趣旨を説明後、3グループに分かれて自己紹介、診断士としてのこれまでの活動、本日の参加目的、診断士としてこれからどのように活動したいか等をテーマに議論を行い、その後参加者6名より議論の内容を共有いただきました。共有いただいた内容としては

  • 独立や定年前後を見据えた「収益化・専門性の確立」への関心の高さ
  • 研究会・支部活動を通じた案件獲得の有効性は認識しつつも収益化(顧問契約、補助金事務局、公的機関案件)に至る部分に課題であること
  • 専門の打ち出しは「業界×機能」で具体化(例:製造業一般に専門性があるというより○○部品に専門性がある等)することが重要であること

等があげられ、参加者の方々が現状の共有・課題意識をもち、その課題に対して先輩新診断士の方よりアドバイスをいただけたグループセッションと感じました。

グループセッション後、安井副支部長、実務従事支援部木村部長、井手上会員よりリブート診断士の目的に基づく発表をいただきました。
安井副支部長からは「城西支部活動のご紹介」をテーマに、各部・委員会の機能役割の紹介、城西支部でのイベントの紹介をされ、収益事業に従事するには部会・イベントへの積極的な参加が重要であることをご説明いただきました。加えて昨今のコンプライアンス問題に基づき、協会で運営しているコンプライアンス研修を受講いただきたいことをご説明いただきました。
木村部長からは「実務従事支援部による提案」をテーマに、中小企業診断士の資格更新に必要となるポイント取得の方法として、城西実務実習のご紹介を実務補習・実務従事との比較に基づきご説明いただきました。加えて関心がある方向けに2025年9月6日開催予定の城西支部 実務従事指導員・副指導員説明会のご案内をいただきました。
井手上会員からは「商店街診断・実務実習制度の紹介」をテーマに、今後開催する予定である巣鴨地蔵通り商店街診断の取組について、日程・実施内容(アンケート調査、商店街通行量調査など)・報告内容(環境調査、商圏調査、動態調査など)をご説明いただき、参加者が具体的に商店街診断をイメージできる発表をしていただきました。

その後懇親会を開催した中では、今回参加することで再度診断士の活動をする良いきっかけを得た、本日参加してよかったなど、総じて参加者にとって実りのあるイベントになったと感じました。今回初めて開催したイベントですが、イベント内容を支部活性化委員会・実務従事支援部で振り返り、今後の開催について検討したいと思います。

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