中央支部 『診断士の資格を取ってからが本番。複業・独立診断士の歩き方、教えちゃいます!~学び、仕事、仲間。リアルな話が聞ける本音セミナー~』開催報告

中央支部 上坪 彰一郎
中央支部は2025年10月1日(水)、小伝馬町にある中央支部事務所およびオンラインにて「秋まつりプレセミナー」を開催しました。本セミナーは、特に中小企業診断士として登録したばかりの新人会員を主な対象とし、資格取得後の活動の始め方やキャリアの広げ方をリアルに学ぶ機会として企画されました。会場参加12名、オンライン参加10名、計22名の申し込みがあり、活発な意見交換が行われました。
第一部では、登録1~5年目の先輩診断士によるパネルディスカッションを実施しました。春のチューター制度で寄せられた「新人診断士の疑問トップ5」をテーマに、経験豊富な先輩たちが具体的に回答。今年登録したばかりの診断士も登壇し、参加者と近い立場だからこそ語れる等身大の声が共感を呼びました。「どう活動を始めればよいか」「案件に手を挙げてもよいのか」といった不安が一つひとつ解消され、活動を始める勇気につながりました。
第二部は、グループに分かれ個別相談会を実施しました。独立のタイミング、複業での活動、支部案件の取り方、企業内診断士としての時間活用など、幅広いテーマについて率直な経験談が語られました。「まずは積極的に挑戦すること」「執筆やセミナー活動は将来の資産になる」「仕事は人脈を通じて広がる」など、実務に直結するアドバイスが数多く飛び交いました。
参加者からは「同じ立場の診断士の声が最も参考になった」「生成AIに相談するより断然得られるものがある」「自分のキャリアを考えるヒントになった」といった感想が寄せられました。新人からベテランまで垣根を超えた交流の場となり、学びとつながりを実感する機会となりました。
今回のプレセミナーは、11月15日(土)開催予定の「秋まつり」本編に向けた期待を高めるとともに、新人診断士が「学び・仕事・仲間」を得て、一歩を踏み出す大きな契機となりました。
中央支部では、引き続き診断士としての成長を後押しする場を提供してまいります。