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BCP ・CSR研究会の5月度例会報告

~BCP 策定入門:簡易版および中企庁・基本コースを中心に解説~

城南支部 安藤 一彦

2026年5月7日(木)に5月度研究会例会が開催され、14名の参加がありました(内、5名は見学者)。私は当日の講師を担当し、テーマ「BCP 策定入門」について解説しました。以下に、その概要を紹介します。
1.簡易型BCP 策定3件の紹介
簡易型(入門型)のBCP 策定は全体像を容易に理解できる分量・内容となっています。
1) 東商:超入門版BCP シート(地震編)
・特徴:構成は7ステップ、A3サイズ1枚、入力シートはPP、記入例はPDFで用意。
・全体構成:➀作成日、➁想定される被害・避難場所、➂基本方針、➃対策本部立上げ、➄重点事業の継続、➅事前の備え、➆重点事業継続にあたっての不足事項、様式はPP、記入例はPDF
2) 中企庁:BCP 策定入門コース
・特徴:構成は5ステップ、様式はWord、記入例はPDFで用意。
3) 大田区:簡易版BCP シート(災害編,感染症編)
・特徴:構成は9ステップ、A3サイズ1枚、記入シートはPPと紙媒体、記入例はPDF
2.中企庁:BCP 策定運用指針(基本コース)の解説
基本コースはBCP 策定を本格的に学ぶ基点であり、以下に、主な内容について説明します。

基本コース +αした内容
0)BCP 策定・運用の全体像 BCP 策定の全ステップと緊急時対応を図解
1)基本方針の立案
2)策定・運用体制の確立
3)事業を理解する 重要業務の選定、目標復旧時間の設定
4)BCP の準備、事前対策を準備する 事業継続戦略の検討(復旧、代替、撤退)
5)BCP を策定する
①発動基準を明確化する
②BCP 発動時の体制を明確化する
③事業継続に関連する情報の整理と文書化する
・緊急時におけるBCP 発動フロー
・事業継続に必要な各種情報の帳票類
・緊急 事態ごとの初動対応ポイント
5)③が一番複雑で、検討する事項も多い
6)BCP 文化を定着させる
7)BCP の診断、維持・更新を行う

この「基本コース」を理解し、更に策定記入事例の理解と策定練習を重ねれば、企業の各種ニーズへの対応も可能と思われます。

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