城西支部研修部主催 実践!スキルアップ講座開催報告
「金融機関交渉のポイント-コロナ融資返済本格化に向けての借換・追加融資のための交渉術-」
城西支部 三枝 元
11月12日(土)、城西支部研修部主催の実践!スキルアップ講座「金融機関交渉のポイント -コロナ融資返済本格化に向けての借換・追加融資のための交渉術-」をZoomにて開催し、約50名の方に参加していただきました。講師は、三多摩支部の木山良裕会員です。
31年に及ぶ銀行での勤務、融資経験のなかで得られた知識や経験に基づいて、融資のパターン、銀行側の融資決定のプロセス、政府系金融機関の特徴、融資交渉のポイントなど、融資に関する知識を多角的にわかりやすく解説いただきました。
木山講師いわく、融資を引き出すためには、「いかにして担当行員に融資稟議書を書かせるか」を意識することが重要とのことです。特に、稟議書の最後に記述する「本件後裸与信□□百万円(千円)なるも、○○保全面懸念無いものと思料、本件応じたい。」の「○○」に何を書かせるか」が鍵となります。中小企業診断士としては、事業計画策定・遂行の支援を通じた増収・増益の実現可能性を高めることが本筋だというお言葉が非常に印象的でした。
<講義風景>