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令和6年度「国際交流会」開催報告

城北支部 下高呂 祐
小笠 一之

  1. 開催日時:令和7年2月22日(土)14:00 ~ 16:45
  2. 開催場所:東京都中小企業会館9階講堂
  3.  主催者:(一社)東京都中小企業診断士協会国際部(主幹事:城北支部)
  4. 開催目的:日本で活躍する高度外国人材を招き、
    (1) 如何にすれば中小企業に高度外国人材が来てもらえるか、定着してもらえるか
    (2) 中小企業がどのように高度外国人材と共に事業発展できるか
    について討議することで中小企業診断士との交流を図る。
  5.  開催内容:
    (1) 基調講演(中小企業診断士:福地 信哉会員)
    (2) グループ・ディスカッション第一部(高度外国人材1名+診断士5~6名)
    (3) グループ・ディスカッション第二部(高度外国人材1名+診断士5~6名)

以上の内容で交流会を開催したところ、出席者の積極的な参画により有意義な交流会となりました。参加者の方々に謝意を表します。

基調講演では「外国人材が中小企業を救う!」をテーマに、「人口減少社会における生き残り戦略」、「企業と外国人材をつなぐ在留資格」、「外国人材活用のための課題と留意点」〔資料協力 (株)インディゴジャパン〕についてお話しいただき、基本的な理解と目的を共有しました。

グループ・ディスカッションは、昨年度好評だったことを受けて二部構成としました。参加した診断士のグループを組み替えて2人の高度外国人材と交流できるようにして、多様な観点から議論する形です。各グループの発表によると、
(1) 国による表現の違いがある。日本はハイコンテクスト、欧米はストレート。日本流の「背中を見て覚えろ」は通用しがたいので中小企業はどう対応するかが課題。
(2) 給与、有給休暇、勤務時間などの労働条件は欧州の方がよい。日本はパワハラも多い。日本文化が好きでも、必ずしも日本企業で働きたいということではない。
(3) (一方、別のテーブルでは)日本は在宅勤務もあり外国人が働きやすく、ワークライフバランスもとれている。
(4) 中小企業の経営者は高度外国人材をどう活かすか明確にし、覚悟をもって伝えるべき。
などさまざまな意見が出ました。

今回の参加者は高度外国人材9名、診断士51名でした。アンケート(5段階)では、基調講演で91%、グループ・ディスカッションで98%が「大変満足」「おおむね満足」と回答。個別コメントでは、基調講演で「高度外国人材雇用の実情を短時間で把握することができ、大変ありがたかった」、グループ・ディスカッションで「外国籍の高度専門人材がどのような考えを持って日本移住されているかを直接知ることができた」等の評価でした。その他、3連休初日はやや参加しにくいとの指摘もありましたが、おおむね週末午後は参加しやすいとのコメントでした。

当交流会では、昨年度好評だったため、参加診断士から事前に交流したい高度外国人材の希望を取る方式を採用しました。また運営上難しかったとされる平日夜の開催を、休日午後開催としました。その結果、議論を円滑にできた、時間的な余裕のある運営ができた、当日欠席者が少なかった、などの効果がありました。留意点は、グループ・ディスカッションのファシリテーターへの指針をもう少し前広に具体的に行うことで、さらに効果的にできたと思われる点があったことで、今後につなげたいと考えます。

末筆ながら実行委員として企画・運営を支えていただいた各支部の方々に感謝申し上げます。

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