研修講師の実務~対面/オンラインでの登壇のポイント~
~城西支部研修部主催 実践!スキルアップ講座報告[7月9日(土)]~
城西支部 豊田 順一
7月9日(土)、「研修講師の実務~対面/オンラインでの登壇のポイント」をテーマとした城西支部研修部主催の実践!スキルアップ講座をZoomにて開催しました。この講座には80名のお申し込みがありました。講師は中小企業診断士の加藤晶子さんです。
講座では、企業研修の実務の概説、階層別研修やビジネススキル研修での研修内容例、最近の動向や受講者のニーズや受講者との関わり方でのポイントが解説されました。研修の進め方では、受講者の把握や研修目標やゴールを確認したうえで、講義とグループワークの組立てを検討し、内容の区切りごとに、ワークを挿入して相互に発言を聴く機会を持たせる等の重点を説明されました。対面研修とオンライン研修の相違点を理解したうえで、後者のメリットを生かす工夫や留意点(双方向伝達、ブレークアウトセッション有効活用、トラブル発生時の対応)について詳細に解説されました。
参加者からは、「講師の準備にどれくらい時間をかけるか?」、「ワーク作成のコツは?」、「オンライン研修での留意点は?」、「自分の専門性の売り込み法は?」、「受講者のリテラシーに準じた操作案内法は?」、「アンケート調査結果の活用は?」、「得意な専門分野の拡張法は?」など研修業務に関する疑問点が質問として出され、診断士が研修業務に自信をもって携わるためのヒントが多数得られる有意義なセミナーとなりました。