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TAMA活性化支援グループ 第95回経営オープンセミナー開催

三多摩支部 宮川 弘和

三多摩支部 TAMA活性化支援グループは、8月16日(火)に第95回経営オープンセミナーを開催し、14名の参加者がありました。このセミナーは、新型コロナウイルス感染症対策として、Zoomによるオンライン開催で行いました。

第一部では細谷講師より「各種補助金の賢い活用法」と題して、代表者が本気で準備する、各種補助金の内容を知る(目的、要件、付加価値の定義の違い、注意事項等)、どの補助金を使えばいいのか(手続き、採択率など)、支援者である中小企業診断士が心がけることは何か、といったことについてお話がありました。

第二部も細谷講師より「補助金活用に役立つ革新的経営計画づくり」と題して、経営計画と事業計画の関係、各種補助金の中での経営計画の位置づけ、経営革新計画策定・承認取得手順、中小企業新事業活動促進法の意義等について解説されました。

今回のセミナーでは下記の点が印象に残りました。

①第1部では、講師が挙げた支援者の次の5つの心構えです。ア.付加価値づくりをどのように考えるか、イ.一生懸命支援しても採択されるとは限らない、ウ.よき理解者と厳しい審査員の2つの顔が必要、エ.公募要領は変わるのでいつも初心者のつもりで、オ.アフターケアもしっかりやる覚悟。

②第2部では、経営計画と事業計画の関係を独自の表を使ってわかりやすく説明されるとともに、経営計画の精度と事業計画の革新性という2つの軸から各種補助金の位置づけを明確にされた点。

セミナーのあと質疑がされました。各質問に対し講師は長年のキャリアと最近の動向を踏まえた的確なアドバイスをされました。

中小企業診断士として活躍し始めた方々や私も含めて補助金申請をしたことのない人にとっては、補助金全体が俯瞰できるとともに、具体的かつ実践的な手続きが明確になる等、勉強になる点が多くありました。

 

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