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城東支部社会貢献事業の「レジリエンス経営」チーム第6回定例会開催報告

城東支部 芹生 一史

「レジリエンス」とは回復力や弾力を表す言葉ですが、経営におけるレジリエンスとは「危機対応しつつ、それをきっかけとして、組織がより創造的に、あるいは強固になり、最終的には成長につなげる力」を意味します。

これまで、基本図書である「コトラーの『予測不能時代』のマネジメント(東洋経済新報社)」を読み、この内容を中小企業向けに紹介するための調査や企画内容を議論してきました。そして、レジリエンス経営をテーマにした墨田区中小規模事業者向けのセミナーを12月に開催することを想定し、コンテンツの試作にとりかかりました。

今回(9月9日)の打ち合わせでは、それぞれのメンバーが持ち寄ったセミナーコンテンツの骨子や事例を紹介していきました。内容はセミナーの骨子を検討していく中で、大企業向けに書かれた基本図書を中小事業者対象とすることの難しさや、経営危機からのV字回復ではBCP対策との区別がつかなくなることなど、レジリエンス経営の定義が広すぎてどのようなセミナーにするのかの議論が発散していきました。

そして次回は、発散した議論を収束に向けて、基本図書の内容から大きくは軸を変えずに、その中から墨田区や江東区をはじめ城東地区の中小企業が使えそうな内容をセミナーのコンテンツとして、引き続き議論することとして閉会しました。

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