～ＳＤＧｓとは、“持続可能な開発目標”のこと～

城南支部　金子 啓達

　私は支部認定「中小企業ＳＤＧｓ支援専門家養成コース」のスタッフを担当しており、以下に養成コース全体の概要、第７回目の実施内容および今後の予定などについて、紹介いたします。
１．養成コース全体の概要
　本コースは、大きく変化する社会・経済環境のなか、今後市場ニーズの拡大が期待できる中小企業SDGs経営の支援専門家を養成するための城南支部認定コースです。SDGs支援ビジネスを行う支援者に、業務上必要な知識と技能を高めるために一定期間特別に教育する研修コースで、「SDGs経営の基本知識」と「SDG Compassの５ステップによるコンサルスキル」を身に着けることができます。

２．第７回の実施報告（12月17日実施）
　１）SDG Compassの第4ステップ「経営へ統合する」の講義
　　　　前段階で重要課題の抽出と目標の設定を終えており、これを事業計画に組込むことが重要です。その実現のために、「持続可能な目標を企業に定着させる」、「全ての部門に持続可能性を組込む」および「パートナーシップに取組む」についての講義がありました。
　２）上記を実現している事例４社の紹介および関連するワークの実施
　　　　公開されている企業の事例が整理された形で提示と説明があり、その後、ある企業の「重要課題の特定と中期経営計画に落し込むプロセス」を参考に、ワークを行い、理解を深めました。
　３）前回に宿題が出ていた「ＳＤＧｓの17の目標から何か一つを選んで5分プレゼンテーション」について、各受講生が発表すると共に、他の受講生からの質疑応答もありました。
３．今後の予定
　１）残り3回あり、令和5年3月で修了する予定です。
　２）令和5年度も、令和4年度と同様、6月からスタートする予定です。