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企業内診断士フォーラム「遊んで学んでつながって by ChatGPT」参加報告

城南支部 北村 洋一

12月2日(土)に、今年も企業内診断士フォーラムが開催されました。今回のテーマは話題のChatGPT、「業務効率が格段に高まる」と話題になっているものの、なんとなく使いこなせていない自分にはピッタリの企画でした。

当日は品川区中小企業センターに、会員部の方を含め約30名が集いました。初めに会員部髙橋会員をはじめとした講師陣に基礎知識を講義いただきました。ChatGPTのバージョン4.0は有料と聞いていたのですが、なんと今のMicrosoft Bingには、ChatGPT4.0が無料で標準装備されている!など、豆知識も教えていただきました。

講義の後は、実際にChatGPTを使いながらの個人ワーク・グループワークです。「企業内診断士フォーラムのスローガンをChatGPTと一緒に考えよう!」というテーマで、参加者が6チームに分かれての対抗戦となりました。ChatGPTへ指示する条件設定や質問内容を試行錯誤しながら工夫し、チーム毎に一つのスローガンを作りあげていきます。

同じテーマを問いかけても、問い方や伝え方の違いで回答結果が全く異なるのがChatGPT、突然「言うことをきかない部下」になったり、「鋭いアイデアを出す敏腕クリエイター」になったり、まさに「聞き手の粗相は、話し手の粗相」。普段の仕事でも周囲の人間に分かりやすく具体的に伝えるってすごく大事だよね…と、妙に納得してしまいました。

6チームから候補が出揃い、最後に最優秀作品を判定。なんと審査委員長もChatGPTが務めます。1つ1つのスローガンに的確な講評をつけ、最終的にはCチームが見事優秀賞スローガンに選ばれました。

Cチーム スローガン「共感と結ぶ未来の仲間。知見とアイデア、解決の場。」

12時に終了した後は近くの鶏料理屋で懇親会です。水炊き・焼き鳥などの鶏料理が食べ放題&飲み放題!それにしても昼間から呑むビールって、なんでこんなに美味しいんでしょうね?

参加者の多くが企業内診断士ですので、「日常業務のなかで、どう診断士スキルを活かすか」「社業と診断士活動をどう両立させるか」など、同じ志や悩みを持った仲間との懇親はとても刺激になりました(ついつい社業を言い訳にして、資格取得した半年前の志を忘れがちな自分自身を奮い立たせる機会にもなりました)。

今回のフォーラムでは、ChatGPTというイノベーションツールを身近に感じることができ、また、接点の少ない企業内診断士同士のコミュニケーション深耕の場として大変充実した時間となりました。最後となりますが、素晴らしい企画をしてくださった会員部の皆様に大変感謝申しあげます、ありがとうございました。

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