「税法を踏まえた財務助言の仕方」細かく難解であるが、企業診断に求められる必須の内容
第12期城北プロコン塾 第4回午前の部報告(9月21日(土)受講)
城北プロコン塾第4回の午前の部では、講師である髙木容子会員による「税法を踏まえた財務助言の仕方」の講義を受講しました。ようやく暑さが落ち着きつつある中、私にとっては身体が熱くなるテーマでした。
頻繁に制度が改正され、かつ、内容が細かく難解である、というイメージがある税法は、私にとって苦手分野の一つであります。講義前日までに配布されていた、ボリューム・内容ともに充実した講義資料を確認しながら、「苦手分野を払拭する機会にしよう!」と自分に気合を入れる一方で、資料のボリューム・内容に圧倒されている自分も存在していました。
講義当日は、髙木会員のテンポ良い語り口で、具体的な実例を豊富に交えながら、前半は「経営に必要な税務知識」、後半は「助言方法の仕方」の流れで進みました。髙木会員は、「税理士・社会保険労務士・行政書士・中小企業診断士」の事務所を開設されています。私にとって苦手分野である税法の話題を、税理士における豊富な実務経験を踏まえ、診断士の目線に立って、ポイントを整理して分かりやすく説明して頂けた点が、貴重で有益な機会となりました。城北プロコン塾を受講して良かったです!
私は建設会社に在籍する企業内診断士です。今までに人事、BCP、省エネ、不動産開発の業務に携わってきました。今までの経験を軸に、今後の診断士活動の方向性を模索している最中ですが、まだまだ不足している部分、強化が必要な部分が多々あると痛感しています。今回の講義で学んだ内容もその一つです。日々意識しながら、研鑽を積む必要があると認識させてくれた、充実した講義でした。
城北支部 西川 宙 nishikawa=24river.jp