桜咲く市ヶ谷に仲間たちが集結…スプリングフォーラム2025 開催報告

会員部 畑田 清文
満開の桜が市ヶ谷の街並みを彩った4月5日(土)13時より、TKP市ヶ谷にて東京都中小企業診断士協会主催によるスプリングフォーラム2025が開催されました。昨年までは参加制約を設けていた本イベントを、今年度から新入会員・未入会者・既存会員向けに制約のないかたちで開催しました。
春のあたたかな陽気に包まれるなか、総勢971名、うち455名の診断士資格を新たに取得した方々が集い、活発な交流が行われ、大いに盛り上がりました。
【第一部】新入会員歓迎・協会概要・支部説明会
冒頭に森川東京協会会長よりご挨拶をいただきました。2012年に一般社団法人化して以降、同協会には全国の4割超となる約5,300名の会員が所属し、企業内診断士の増加と企業の副業容認の流れのなか、今年度の事業方針として、「中小企業支援の実践を通じた実践型人材の育成」に重点が置かれ、とりわけ「問題解決型対応人材」と「課題設定型対応人材」という2つの能力の育成が掲げられました。また、伴走型支援への注力、活動の基本となるコンプライアンス重視の方針も説明いただきました。続いて行われた6支部による説明会では、若手の診断士たちが登壇。自身の体験・活動を通じた学びや、各支部での工夫を凝らしたイベントの紹介を通じて、支部の特徴をアピールしました。
【第二部】研究会・同好会相談コーナー
TKP市ヶ谷の3フロア延べ8部屋を使い、131グループの研究会や同好会の先輩診断士が、大学のサークル勧誘を彷彿させる熱気で、参加者への勧誘を行いました。
【第三部】相談コーナー(完全事前予約制)
大部屋に25席の相談ブースを設置。大盛況で予約枠は事前にすべて埋まりました。
各支部の支部長や先輩診断士に直接、疑問や悩みをぶつけられる場として、当日は予定通り大勢の新人診断士が相談に訪れていました。
また事前予約枠外での相談コーナーが受付に設置され、こちらも多くの新人診断士が訪れ、各支部の診断士たちにそれぞれ今後の活動について相談するなど、いずれも盛況のうちに終了しました。
【第四部】懇親会
昨年に引き続きリアル開催となった懇親会は、6支部で4つの会場を使い実施され、合計406名(うち新入会員・入会未定者200名)が参加しました。支部ごとに会場をわけることで、先輩診断士との距離も近く、より深い交流が生まれました。診断士同士が顔を合わせ、情報交換や意見の共有を通じて絆が深まり、診断士協会がさらなる飛躍を遂げる予感がしました。ご参加された方たちのさらなるご活躍をお祈り申し上げます。