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城南コンサル塾21期 実務実習(飲食業)に参加して

城南支部 櫻井 雅敏

2025年8月26日の事前打合せから12月6日の報告会まで約3カ月間に渡り行われた実務実習に参加しました。本実務実習はイタリアンレストランとワインバー兼ワインショップを営む飲食業の事業者様が対象で、秋山勇志会員(指導員)、湯山聡会員(副指導員)のご指導の下、城南コンサル塾21期の角村剛史会員、黒田智子会員、中里浩幸会員、浜中昭彦会員と私の計5名で参加しました。
本実務実習では大変多くのことを学ばせていただきましたが、その中でも特に印象的だった3つの教訓について書かせていただきます。

一つ目は「先入観に気をつけろ!」です。
当社は世田谷区内でイタリアンレストランとして開業し、その後、ワインを楽しむことをもっと世の中に広げていきたいと、ワインバー兼ワインショップを同区内に2店舗開店。またワインのEC販売にも事業を拡げている事業者様です。
実習開始当初、当社の事業は「飲食業」であるという先入観があったため、財務分析の類似業種比較でも、店舗のオペレーション分析においても、「飲食業」との比較で分析を進めていました。しかし、当社は一つの店舗で「飲食業」と「小売業」を同時に行っている業態であり、飲食業のみを行っている業態とは別の見方をしなければならないことに途中で気づきました。分析するにあたっては先入観を持たずにフラットに事業者様の実情を見ることの大切さを痛感しました。

二つ目は、「取り組めていない理由を考えろ!」です。
メンバーとの議論の中で、各店舗の売上・利益に対する店長の責任意識・貢献意欲を高めるため、店舗の売上・利益に基づいた評価報酬制度が必要ではないかと考えました。しかし、指導員の先生から、「事業者様が取り組んでいないのは取り組めない理由があるのではないか」というご指摘をいただきました。確かによく考えれば、各店舗の売上・利益が減少している中において、売上・利益に基づいた評価報酬制度を導入しても、低い評価にしかならず、責任意識・貢献意欲を高めるどころか店長のモチベーションを下げる結果になりかねません。課題の一面だけを見て「事業者様が取り組めていない」と短絡的に判断せず、なぜ事業者様が取り組めていないのかを考えることの重要性を学びました。

三つめは、「時間管理の徹底!」です。
各店舗の店長にインタビューをさせていただいた際、予定の時間を大幅に超過してしまい事業者にご迷惑をお掛けしました。開店前のお忙しい中で時間をいただいていることに対する配慮不足を反省しました。また、各パートの分析についても最初の予定通りに分析が終わらないパートがあり、後半の課題検討に影響が出ました。時間管理は信頼関係にも報告書の精度にも関わるのできちんと管理していくことが重要だと痛感しました。

私が特に印象的だった3点の教訓について書かせていただきましたが、これ以外でも参加メンバーそれぞれに机上では得られない貴重な学びがたくさんありました。

このような貴重な機会をいただきましたこと、また指導員には親身になってご指導いただいたことに心から感謝申し上げたいと思います。今回の貴重な学びを今後の活動に活かしていきたいと思います。

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