コンサルティング・ビジネス研究会 StepUpマスターコース 第8回受講報告

城西支部 荒川 貴子
2026年1月18日(日)、IKE・Bizとしま産業振興プラザにて、CB研StepUpマスターコース第8回が開催されました。
1.自主企画セミナーの振り返りと準備状況共有
冒頭で、佐藤一彦代表より、セミナー準備におけるゴールを見据えた逆算思考でのマイルストーン設定の重要性、企業経営者に対し助言を行う診断士自らが経営者視点を持って準備に当たることの必要性、また、集客についてはチーム全員が当事者意識を持って行動しつくすべきとのお話をいただきました。
続いて、1月16日に開催した産学連携セミナーの主催チームからは、リアル・オンライン併用で満席となり、満足度も高評価だったことが報告されました。特に印象的だったのは、集客を「告知して待つ」ではなく、①個別の事前予告、②メーリングリスト活用、③配信前後の個別フォローという“二段・三段構え”で前倒し実行していた点です。
また、開催方式をハイブリッドとした点については、参加ハードルを下げる効果や、突発的な交通障害で来場ができない参加者にも臨機応変にオンライン参加を案内できるという機動力に優れる一方、機材設営に相応の準備時間が必要であること、また、オンライン参加者(特にQ&A)を置き去りにしない設計が課題として挙がりました。次なる展開のアイデアとして、研究会の設置や産学連携を専門とする診断士の可能性など、活発な意見交換がなされました。

残り2チーム(生成AI活用セミナー、および、美容業向け経営セミナー)からは、現在の準備状況が報告されました。準備が進むチームがある一方、集客に苦戦するチームもありました。
講評として岩本健一塾長から繰り返し強調されたのは「キャパを理由に当初立てた目標を下方修正してしまう考え方ではビジネスそのものが上手くいかない」こと、そして「リーダーが抱え込まず、役割分担でシステム化する」ことです。
残り期間は短いからこそ、“誰が・何を・何件”を週単位で決め、「実行→記録→振り返り」までを回し、ノウハウとしてチーム資産にしていく方針が確認されました。
2.動画マーケティング要件確認と進捗確認
2〜3月に予定される動画マーケティング発表に向け、要件の再確認が行われました。
ポイントは「目的とテーマを明確に述べる」こと。受講生は動画マーケティングに関する環境分析や最新手法の情報共有、または、マーケティング用動画作成のどちらかを選択し、発表します。動画を作る場合は、ナレーションまたは撮影を自分で行い、AIの部分利用は可だが丸投げは不可、という整理を振り返りました。
なお、受講生には、作品づくり自体が目的ではなく、「集客・受注などビジネスにどう使うか」まで設計して語ることが求められています。

3.特別講義:独自チャネル構築と独立開業の秘訣(影山講師)
景山講師による講義では、独立開業成功パターンの一例として、顧客からの紹介や他社との提携を起点に、案件が連鎖して広がるチャネル構築の実例が共有されました。
チャネル構築のメリットは、新規開拓の負荷を減らしながら専門性が深まり、提案やヒアリングが高速化する点にあります。一方で、断りにくさや値上げの難しさなどのデメリットもあるという現実を知り、岩本健一塾長のメッセージ-「成功への万能薬はなく、自分がどの型を選び、やり切るかが最後は問われる」-の印象が一層深く刻まれました。
4.おわりに
自主企画セミナーは、そこから次の相談・案件にどう繋げるかまで含めての勝負です。残り期間では、やることを厳選したうえ、役割で回し、実行と学びの記録を徹底していきます。
受講生各チームの今後の磨き込みと成果にご期待ください。