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城西支部「独立志向診断士向けベーシックセミナー」開催報告

城西支部 藤原 哲也

「独立志向診断士向けベーシックセミナー」が、去る3月5日(木)、四谷スポーツスクエアにて開催されました。講師は城西支部の下村博史会員で、参加者は城西支部以外からの参加も含めて8名でした。まず講師の自己紹介から始まり、参加者がそれぞれ自己紹介を行いました。参加理由や動機が参加者ごとにかなり異なっていたことは、とても印象的でした。企業内診断士から独立を目指す方、定年後の独立に備える方、興味がありまずは聴講する方、本格的な診断士活動を行い本業を何とかしたい方、失業を機に独立にチャレンジする方など、さまざまでした。
講師のプロフィールには、大手企業を渡り歩いてきた経歴や執筆実績などがありました。輝かしいものばかりで、参加者全員がこれらの成功の秘訣もあわせて聴けるものと想像していたように思います。しかしながら、山あり谷ありの転職経験があり、この経験があったからこそ現在の診断士活動に至ったとセミナー後半に明かされたときは、大変衝撃を受けました。独立診断士こそ、外部環境に合わせつつ自身の強みで自立していくことが重要だと再認識できました。

経済的自立がテーマの3年目までの活動は、専門家派遣と補助金申請支援などの公的機関を軸に、暗中模索で収入になる仕事や興味のある分野にひたすら取り組んだとのことです。ある仕事を都合により断ったところ、二度と声がかからなくなってしまったなどの失敗談も交えながら、受注から支援までの図解スライドをもとに、要所での取り組み方や留意点について詳細にご教授いただけました。独立の準備として事前に把握できて大変助かるアドバイスばかりで、特にノウハウ的な部分はめったに得られない大変貴重なものだと感じます。3年目にはこれらの実績から顧問契約につながったとのことでした。
それ以降の活動も、研究会での活動、スケジュール手帳の公開、年収の内訳や仕事の満足度など、一般的には得られない情報ばかりで大変参考になるものばかりでした。

セミナー後半は、下村会員が勤務先の環境に合わせたスキルを身につけ、その一つとしてロジスティックス分野に活路を見出し手応えを得たことなどが語られました。この実体験をもとにして、自身のSWOT分析、創業のヒント、独立までの道筋にも触れられました。講師が活動のなかで選択していた行動が、自然と生存戦略となっていたことはとても興味深かったです。

また、独立前に読むべき参考図書として、城西支部会員の著書2冊がご紹介されました。参加者の半数がすでに読んでいたことから、独立を目指す方は必読だと思われます。失敗事例や、タイプ別による成功パターンなどを詳細に紹介しており、未読の診断士にはお勧めの内容です。

セミナーのまとめでは診断士のタイプが提示され、参加者それぞれがどのタイプで独立するのか、SWOTや課題、その後の展望など、一連の流れで整理しました。下村会員の独立4年目以降の展望が語られるとともに、「目の前の仕事に専念する」、「将来の目標を立てておく」といったアドバイスもいただきました。取り組むべき内容や行動指針が明確になり、これからの活動へ具体的に活かせる内容だったと感じます。今後はこの内容を心がけて取り組んで参りたいと思います。

以上

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