第19期城西プロコン養成塾 第1回講座受講報告
城西支部 小澤 昇路
6月17日(土)。待ちに待った城西プロコン養成塾「JOPY」の第1回講座が開催されました。東京は梅雨入りしていたにもかかわらず朝から快晴で、目が痛いくらい晴れた空でした。期待と不安が入り混じるなか、記念すべき第1回目の講座はJacky柴田正幸講師による「自分を魅せるプレゼンテーション技法」の講座を受講しました。
講座の前半はプレゼンテーションとはどのようなものかを学んでいく座学となっており、プレゼンの目的やテクニック、実践するときのポイントなどを解説していただきました。講座の内容もさることながら、Jackyさんの話し方、言葉の抑揚、体の使い方、視線、その一挙手一投足がこの講座で学べる技術なのだと感じ、いつの間にか前のめりになって聞き入っていました。
講座の後半はグループワークと個人ワークを行いました。グループワークは3チームに分かれて一つの成果物を作り上げるというもので、二つの課題に挑戦しました。一つ目はコミュニケーションが取れないなかで一つの作品を完成させるワークでした。が、これがとても難しい。他のメンバーが何を表現しようとしているのか、自分が伝えたいことがどう伝わっているのかを考えて、頭をフル回転しながらなんとか作り上げました。二つ目のワークはコミュニケーションを取りながらアイデアを形にするワークでした。アイデアを思いつくことも重要ですが、それをメンバーに伝え、イメージを膨らませて形にしていく作業は、おのおのの個性を出すことができてとても楽しかったです。
個人ワークも二つの課題に挑戦しました。一つ目は制限された中で1分間スピーチを行い、失敗したらやり直しという緊張感のある課題でした。このスピーチがとても勉強になり、話し方や癖など自分でも気づいていなかった部分を知ることができました。二つ目は1日の集大成となる1分間スピーチでした。学んだことを一つひとつ噛みしめながら臨んだ1分間スピーチでしたが、反省点の多い1分間になってしまいました。しかしながら、やらないよりはやりすぎたほうが良いと言っていただいたのでこれからもどんどんやりすぎていきたいと思います。
はじまる前に感じていた緊張と不安はいつの間にかどこかへ消えてしまい、とても楽しくあっという間に終わってしまった第1回講座でしたが、多くのものを学べて体験できました。ありがとうございました。まだ始まったばかりではありますが、JOPYに出会えて良かったと感じています。そして19期の皆様、これからどうぞよろしくお願いいたします。
講座が終わって外に出ると、18時とは思えないくらいの明るさで青空が広がっていました。日が長くなってきましたね、なんて話をしながら、この青空のように長く活躍できる中小企業診断士になると改めて心に誓いました。