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コンサルティング・ビジネス研究会 StepUpマスターコース 第3回受講報告

城西支部 伊藤 敬久

7月21日(日)に、銀座ブロッサム ローズでStepUpマスターコースの第3回講義が開催されました。本マスターコースは池袋の開催が多いのですが、今日は花の銀座での開催でした!今回は「事業計画書の書き方講座」「セミナー:独自の営業チャネル構築と成功」「自主企画セミナーのキックオフ」が主な内容でした。

冒頭、塾長の岩本会員より挨拶がありました。アメリカでの銃撃事件の話題に触れ、もしトランプ氏が大統領になったら環境系の政策が下火になる可能性があるというお話をされました。直近のニュースの把握を行うとともに、自身の考えを述べることができるのはコンサルタントが信頼を勝ち取る上で大事な姿勢だと思いました。

1.事業計画書の書き方講座
2回にわたって実施される事業計画書の書き方講座の1回目が行われました。今回は代表の佐藤会員と影山会員よりアドバイスシートをもとに、ものづくり補助金事業計画書作成のポイントについて講義が行われました。アドバイスシートには採択されるためのノウハウが惜しみなく記載されており、こんなに教えてもらっていいのかと感動しました。また、書き方だけでなく事業者に対するヒアリングの姿勢や信頼されるコンサルタントの心構えについても話があり、実戦経験の乏しい私にとっては非常に有意義なお話を伺うことができました。
今回の講義に先立って受講者には予習が求められたのですが、講師が受講者に予習内容に関する質問を行う形で進められ、いい緊張感のなか講義が行われました。講義後の質問では受講者からも活発な質問があり、それに対して丁寧に講師側が回答を行うなど、講師・受講者ともに高い意識をもって講義に臨んでいました。
講義の最後に修了テストに関する説明がありました。修了テストでは診断士の2次試験のような与件文が与えられ、今回の講座の内容を踏まえて事業計画書の作成を行います。今後研究会から仕事を依頼する際の参考にされるとのことで気合を入れて作成したいと思います!

2.セミナー:独自の営業チャネル構築と成功
影山会員よりご自身が診断士としてどのように営業チャネルの構築をしてきたかというお話を頂きました。受講者は稼げる診断士を目指してこの研究会に参加していますので私も含め全員興味津々のテーマでした。講師は特定の業種に特化した営業チャネルを確立しておりますが、もともとその業種に知識があったわけではなく、一つ一つの仕事を一生懸命こなすなかでいくつかの縁があり、その業種に特化していくことになったというお話を伺いました。お話を伺うまで漫然と幅広な業種に対応できた方がいいのかなと思っていましたが、同一業種だと専門性が高まり、最初からある程度、信頼度が高い話ができる、このため継続的な受注につながる、さらには紹介をしてもらえるので新規開拓の営業活動が不要になる、報酬にかかるトラブルも減るなどメリットが大きいと理解しました。
また、チャネルを構築していく過程で重要なことはどのような仕事でも手を抜かず、事業者との信頼関係を築いていくことであると理解しました。具体的な苦労話など、リアルなお話をたくさん伺うことができ、これから自分自身がどのような姿勢で診断士として向かい合っていくかのイメージができました。

3.自主企画セミナーのキックオフ
受講者は4人1組の班で12月から1月に自主企画セミナーを開催します。今日はキックオフとしてメンバーで顔合わせを行い、セミナーテーマ、セミナーターゲット、集客方法、セミナー価格などについて広く議論を行いました。冒頭岩本会員から、セミナー企画にあたってはSTP分析が重要である旨のお話をいただきました。我々の班では、カーボンニュートラルをテーマに行いますがまさに誰をターゲットとして開催するか、どうやってターゲットにリーチしていくか、という点でかなり活発な議論が行われました。今日は検討すべき点が多すぎて結論が出ず、Slackやオンラインミーティングで引き続き議論をしていくこととなりました。

おわりに
マスターコースも3回目となり、いよいよ本格的な内容に入ってきました。講師も受講者も真剣に参加されているなかで得られる気づきが多いこと、ノウハウの提供だけでなく課題を通して実践的な経験が得られること、現役バリバリで活躍している診断士のリアルな話を聞けることなど、いいことばかりでモチベーション高く参加することができました。マスターコースが終わるころには稼げる診断士となっているよう引き続き研鑽に励みたいと思います!

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