中央支部事業推進部主催イベント報告『ビジネスチャンスを広げよう！民間事業会社合同イベント』

中央支部　黒川　祥悟

11月2日（土）、中央支部事業推進部主催の民間事業会社合同イベントを開催しました。11回目の今回は、研修会社3社・出版社2社の合計5社と中小企業診断士を含め総勢50名が参加し、とても熱気あふれるイベントになりました。

第1部は、東京都中小企業診断士協会前相談役（元理事・事業開発部長）の青木 公司会員より、「真に求められる講師・コンサルタント像とは」のテーマで講演が行われ、事業会社と繋がりを作るためのノウハウが話されました。中小企業診断士のみならず、研修会社や出版社の方も頷きながら聴講されていました。

第2部は、一般社団法人日本経営協会、株式会社同友館、株式会社東京リーガルマインド、株式会社近代セールス社、株式会社セルムより、各社の事業紹介と、講師・執筆者に各社が求めている人材像やアプローチの仕方を具体的に教えていただきました。

第3部は、診断士の参加者が5つのチームに分かれて、5社のテーブルを順次移動して質問する機会が設けられました。診断士が講師や執筆の仕事を獲得するまでのステップ、最初の会社との接点の持ち方、求められている講師・執筆者の人物像、ニーズの高い研修カリキュラムや出版物のテーマなどについて、質疑応答が行われました。各社からは、当たり障りのない回答ではなく、具体的に必要な実績や求める能力などを的確に回答いただき、診断士にとって有用な情報を入手できました。
質疑応答の内容は発表用の模造紙にまとめられ、時間ギリギリまで各社への質問がやまず、模造紙がQ&Aで埋め尽くされました。

その後、各チームから発表があり、事業会社と青木 公司会員よりフィードバックがありました。フィードバックでは、各社が求める人物像についての具体的な補足説明があり、講師や執筆のビジネスに興味がある多くの参加者が真剣な眼差しで食い入るように聞き入っていました。
最後に青木 公司会員の挨拶で、盛況のうちにセミナーは終了しました。