プロコン塾での出会い・学び・はじめての仕事~第10回城北プロコン塾受講報告(3月19日(土)受講)~
最終回は新型コロナウイルスまん延防止等重点措置下、オンラインで開催されました。前半講義は「プロコンとしてのキャリアデザイン(独立後ロードマップ)」の作成が事前課題として出されました。診断士はロールモデルを見つけにくく、自身のキャリアデザインについて、勝負できる市場、収入の実現可能性など、悩みながら書き上げました。朝倉講師は収入面や失敗談も交えながら、ご自身のキャリアをお話しくださり、また一人ひとりに対してアドバイスをしていただきました。
後半は卒塾レポートの成果報告会でした。「プロコンとしてメシのタネになるようなレポートを書く」ことを目的として取り組んだものです。村上講師もおっしゃっていましたが「プレゼンは短い時間の方が難しい」。10か月で書き上げた16ページの内容を10分間にまとめ上げる過程を、皆がそれぞれに苦しんだ様子がうかがえました。
私のテーマは「『冊単価』を活用して費用対効果の高いDMを発行しよう」でした。RFM分析で顧客の購買力を層別に分析し、損益分岐点分析の要領で利益を最大化する発行対象を決定していくプロセスを解説したものです。私が会社員生活の中で実際に取り組んできたことを総括したもので、実践的な内容となっていることから、構成力・独自性・市場価値を評価していただき大賞を受賞することができました。
プロコン塾では同じ志を持つ仲間との出会いがあり、出会いが仕事に繋がりました。直接報酬を得られることでなくとも、常に丁寧なアウトプットを心がけることが仕事を運んできてくれる。プロコンのスタートとしてそのような経験ができたことを心からありがたく感じています。
城北支部 福嶋 恵美