城西支部 「真夏の麦酒教室」開催報告
城西支部 松永 弥子
毎年8月恒例の城西ビアパーティー。コロナで過去2年は開催できず、今年こそはと思っていましたが、コロナの第7波に突入し、急激に新規陽性者が増加する中、泣く泣く今年も見送ることになりました。しかし、過去2年同様に何もしないのは残念だと思い、今年は支部会員にビールの知識を深めていただく場を提供することにし、8月30日(火)19:00から、なかのZEROにて「真夏の麦酒教室」を開催しました。当日は総勢20名のビール好き(?)の会員にご参加いただきました。
講師として「麦酒大学」の山本学長をお招きしました。「麦酒大学」はテレビやマスコミにも取り上げられる注目のお店で、開店以来、注ぎ方の違いで新しいビール体験を顧客に提供し続けています。山本学長にはビールの歴史とビアスタイル、お家ビールの注意点、ビールの注ぎ方・楽しみ方について約1時間講演して頂きました。「ビールの歴史とビアスタイル」では、ビールは5000年前から飲まれていることやピラミッド建設時の労働対価としてビールが配られていたなどの明日誰かに話したくなるような豆知識やエールビールとラガービールの違いなどを学びました。続いて「お家ビールの注意点」では、ビールやグラスの冷やし方(ビールは24時間前から冷やすのが望ましい、グラスは氷水で冷やすのがGOODなど)やグラスの選び方(すっきり系ビールのグラスは口径1:高さ1.8~2.2が理想など)などすぐにでも実行できる家でよりおいしくビールを飲むための方法を教えてもらいました。最後に「ビールの注ぎ方・楽しみ方」では、缶ビールのおいしい注ぎ方を教わりました。最初にグラスの倍くらいの高さから勢いよく注いでグラス半分まで泡にするという注ぎ方にはびっくりしました。通常であれば実演して注ぎ方で変わるビールの味わいを体感してもらうそうですが、今回は実演ができず残念でした。講演後の質問タイムでは、ビールに関する様々な疑問や講演を受けてより知りたいことについていくつも質問がでて、参加者皆さんがとても興味深く講演を聴かれていた様子が伺えました。講義終了後、参加者は三々五々、麦酒を楽しみました。
1時間という短い時間でしたが、普段なかなか学ぶ機会がないビールについて様々な角度から学ぶことができとても有意義な時間でした。ビールの冷やし方や缶ビールの注ぎ方等家で実践できることは今後活かしていきたいです。来年こそはコロナが落ち着いて今回学んだビールの様々な知識を肴に城西ビアパーティーが開催できるといいなと思っています。