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城西支部「診断士としての未来を拓く ベテラン新人懇親会」を開催しました!

城西支部 小松 恒之

2023年5月10日、城西支部のイベントである「診断士としての未来を拓く ベテラン新人懇親会」を開催しました。この企画は、コロナ禍で一度は失われた対面での会員同士の交流、特にベテラン会員と新人会員の交流の場を提供すべく、城西支部の会員部と活性化委員会が合同で企画・運営しました。城西支部には新人会員同士が横のつながりを深める同期会「JOSAI○○の会」がありますが、今回は、入会時期をまたいだ「縦」のつながりを構築してもらうことがねらいです。

このような大切なテーマを背負い、ベテラン会員と新入会員がお互いを知って交流を深めてもらい、かつ学びのある場を提供するにはどうすれば良いか、企画・運営チームはとても悩みました。人狼ゲームやマシュマロチャレンジなど様々なアイデアが出ましたが、今回は「価値観ババ抜き」に取り組むこととしました。価値観ババ抜きは、「自由」「革新」「利益」など様々な価値観が書かれているカードを用いて4人でババ抜き類似のゲームを行い、最終的に各プレイヤーの手元に残った5枚のカードに書かれた価値観について他のプレイヤーと語り合う、というものです。手元に残ったカードの価値観はそのプレイヤーが大切にしたいものですので、自分の価値観を再認識することはもちろん、他のプレイヤーが大切にしている価値観をうかがい知ることができます。初対面の参加者が多いこの企画では価値観ババ抜きが適しているはず、ということで準備を進めました。

当日は、診断士1年目から10年以上まで幅広い層から35名の方にご参加いただきました。参加者は8つのテーブルに分かれ、自己紹介タイムを経て価値観ババ抜きを体験しました。久々の対面のイベントということで、最初はやや硬い印象でしたが、冒頭の自己紹介タイムが始まるとすぐに打ち解けて賑やかになりました。これに続けて価値観ババ抜きが始まると、各テーブルからゲームに盛り上がる声が聞こえてきました。私が参加したテーブルでも、手札からどの価値観を捨てるか、場に出ている価値観から何を選択するか、真剣かつ楽しく悩みながらゲームに取り組んでいました。そして、他のプレイヤーが選んだ価値観を説明してもらう際にも、その方の前職での経験や診断士を目指したきっかけ、そして現在取り組んでいることや将来どのように展開していきたいのか、といった経歴・ビジョンと共に説明してもらうことで、自己紹介では聞くことのできない人柄も知ることができました。価値観ババ抜きがもともとチームビルディングのためのゲームであることもあり、会の後半に各テーブル内で価値観の説明をする頃には和気あいあいと盛り上がる声が聞こえ、熱気のあるとても良い雰囲気の中で会を終えました。

イベント実施後のアンケートでは、「ゲームのおかげで会話が弾んだ」「じっくり価値観を考えることがなかったので有益でした」「会社でもやりたいと思った」など、企画を利用して積極的な交流を図ることができたという声がとても多く、嬉しい限りです。今後のリアルでの交流イベントを渇望する声もいただきましたので、感染症の流行に注意しながら積極的に活動していきたいと思います。

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