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中央支部研修部主催 技のホットコーナー 「最低限の手間で最大限の成果を生み出す情報デザインのコツ」

中央支部 細谷 賢司

9月15日(金)、中央支部研修部主催の「技のホットコーナー」が、中央支部事務所での対面形式とリモートの併用で開催されました。講師は、特定非営利活動法人みなとメディアミュージアム副理事長でワークショップデザイナーの濱本 豊氏。参加者は事務所とリモートを合わせて70名を越えました。

 

作成した資料が分かりにくい、大事な情報が伝わらないという悩みをお持ちの方に、すぐに使えるツールと簡単なテクニックで資料のクオリティ-を上げるデザインのノウハウが紹介されました。

 

資料を作る3つのレベルがあります。

①情報伝達:知りたいと思っている人に正しい情報を伝える

②意識変容:知らない人に知りたいと思わせる

③行動変容:知った上で買ってもらう・来てもらう

 

目的に合わせた資料づくりが必要で、ツール活用にはいくつかのコツがあります。

①文字を変える:適切なフォントを適切なサイズで使用し、行間も調整する

②ジャンプ率を変える:読みやすいジャンプ率(本文の文字サイズに対する見出しの文字サイズの比率)を設定する

③色を変える:色の配合の黄金比、背景:70%、メイン:25%、強調:5%を意識する

④まとめて整列する:デザインの4原則を活用する

・近接(まとめる):同カテゴリーは近くに配置する

・整列(そろえる):一定のルールに沿って配置する

・反復(くりかえす):一定のルールで繰り返す

・対比(ジャンプ率・色を考える):強弱をつけて視覚的に伝える

 

事例となった資料の改善策についてグループでのディスカッションも行われました。
また、参考になる書籍の紹介などもあり、実務に有効な講座でした。

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