第3回「JOSAI23の会」開催報告
ちょっと先の様子をのぞき見:2年~5年目の診断士が1年目に行った活動
城西支部 鉾立 毅生
城西支部の2023年入会者向け同期会「JOSAI23の会」第3回についての報告です。会場は第2回と同じ中野駅から歩いて10分程度の距離にある「なかのZERO」でした。私は仕事の関係で開始時刻の19:00から少し遅れての参加となってしまったのですが、中野駅から歩いて会場に着いた時にはほぼ座席が埋まっていて、会場の中は外の雨を感じさせない熱気に満ちあふれている感じでした。
今回のテーマは、「2~5年目の診断士が1年目に行った活動」でした。第2回は「JOSAI23の会」にどのような方々が参加されているかを知るための親睦の場といった側面が強かったと思うのですが、今回は前回からは一歩踏み込んだ形で、参加者の多くが関心を持っていると思われる診断士としての活動の進め方について先輩方から貴重なアドバイスをいただく機会となりました。
プレゼンしていただいた先輩診断士は、岡田会員、西田会員、太田会員、平賀会員でした。それぞれご自身(西田会員はお知り合いの診断士の方について)の診断士1年目の経験を中心に、そこから現在にいたるまでの貴重な経験をわかりやすく、時にはユーモアを交えてお話しいただきました。どの先輩のお話もそれぞれの経験から生まれてくる個性や、それに加えて相手に的確に伝わるプレゼン技術があることにより、話に引き込まれ、時間を忘れて興味深く話を聞くことができました。そういった話のなかでも、どういった経緯で診断士になったのか、どういった形で仕事を受注できるようになったのかという点については参加者の関心が高かったのか質疑応答が活発に行われていたように感じられました。
会の最後に「JOSAI23の会」第4回の開催日時とその他のイベントの紹介がありました。第4回でどのようなことをするのかについては未定とのことでしたが、「JOSAI23の会」は参加する方みんなで作っていくものなので、やりたいことを積極的に申し出て欲しいと事務局の先輩方からおっしゃっていただきました。
私が「JOSAI23の会」に参加したのは、独占業務がないと言われている診断士として仕事をしていくには、どういった能力が必要でどのように進めていけば良いのかのイメージがつかめればいいなと思ったのがきっかけでしたが、今回、第3回に参加させてもらいそのイメージが少しはっきりしたような気がしました。先輩方のお話を聞き、診断士として仕事をするうえで必要なのはプレゼン能力を含む広い意味でのコミュニケーション能力で、相手の話を聞き、相手が抱えている悩み・問題を的確に把握したうえで、その悩み・問題に対して適切に解決策を提供する(プレゼンする)ことだと思いました。こうしたことは、一朝一夕に身につけられることだとは思いませんが、残された「JOSAI23の会」や支部の研究会・イベントなどを通して、少しでも身につけられるようにしていきたいと思いました。