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第19期城南コンサル塾 第6回講義開催

城南支部 佐藤 正人

ようやく秋の訪れを感じはじめた10月21日(土)、南部労政会館にて、城南コンサル塾第6回講義が開催されました。

午前は志水講師より「創業支援の基礎スキル」についての講義をいただきました。豊富な実務経験によるエピソードの紹介や、『たいやきくん』が飲食店で創業したいとの相談に来た際のアドバイスを考えるという斬新な(!)ワークを通じて、創業スキルの理解を深めることができました。スキルにとどまらず、「上から目線でなく、さりげなく」相談者に気づいてもらうことへの気遣いの大事さも教えていただきました。続いて「創業支援の実務(経営者講話)」としてCandle room nabiオーナーの渡邊氏より講話をいただきました。渡邊氏は親しみやすいお人柄の中にも、強い意志が感じられる経営者の方です。チャレンジショップやSNSでのトライ&エラーなどの開業までのご苦労を伺うとともに、中小企業診断士に求める支援について語っていただき、経営者に寄り添うことの大切さに気付くことができました。

渡邊講師

午後は「模擬講演」より開始。米山講師・黒田講師より、伝えたいことを明確にすること、レッスンプランとレジュメの一貫性や改善点、想定しているセミナー参加者への配慮の視点など、各塾生に応じた指導をいただくことができました。私は米山講師の班でしたが、自分では気づくことのできなかったレジュメの抜け漏れをご指摘いただき、次回への改善点を明確にすることができました。次に塚平講師より「小売業・サービス業診断の実務」につき講義をいただきました。事業者や支援機関から「期待以上」の成果を上げるためにどうすればよいのかにつき、実際の事例を通じて多くのノウハウを学び得ました。中でも、事業者の近隣を流れる河川の水流から人流・商圏を分析して施策につなげていったノウハウには、目から鱗が落ちる思いでした。

塚平講師

続いて猪瀬講師より「チラシ作成のポイント」の講義をいただきました。まるで漫談のようにテンポの良い講義であり、塾生がみな聞き入っているのが手にとるようにわかりました。楽しいだけでなく「コンセプトを明確にする」ことの重要性を、ワークを通じて理解することができました。最後に東京協会小黒顧問より「中小企業支援のトピックス」として最新のマクロ経済動向につき解説をいただきました。小黒顧問の講義を受ける度に、中小企業診断士として経済の動きを見ることの重要性を実感することができます。

今回も充実の一日となり、第6回講義が終了しました。今後の活動に活かして参ります。

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