街歩きイベント/トリビア発見!旧街道お題ラリー(品川宿編)参加報告
城南支部 益野 祐輔
11月19日(日)、城南支部会員部による「街歩きイベント/トリビア発見!旧街道お題ラリー(品川宿編)」イベントが開催され、支部会員20名が参加しました。私は、支部会員として初めてのイベント参加となります。
この日、参加者たちはお昼過ぎから集結し、清々しい秋の空気の中で街歩きの準備を始めました。4グループ5人で構成されたチームごとに、ラリー形式で品川宿の歴史や文化に関するクイズに答える旅が始まりました。それぞれの知識やスキル(?)を活かし、チームワークを発揮しながら「お題」に取り組みます。
まず、集合地点である八つ山橋にて、ここが初めてゴジラが上陸した場所であることに驚きました。続いて、映画「釣りバカ日誌」のロケ地である品川浦舟だまりを巡り、映画のシーンを思い浮かべながら楽しい時間を過ごしました。
品川神社は特に印象的な場所で、板垣退助の墓があることを知り、我々のチームはその歴史的重要性に感動しました。また、途中の「王将せんべい」のお菓子屋さんでは、美味しいおせんべいを味わいながら、短い休憩を楽しみました。
道中には、100年以上続く老舗企業がいくつもあります。1761年創業の老舗畳店「湊屋」もその一つです。かつて遊郭の貸座敷の畳を多数制作したこの店は、北品川の歴史を物語る貴重な存在です。長きに渡り事業として承継されてきた背景に思いをはせるとともに、古き良き時代の雰囲気を感じ取ることができました。
歩道が広く、街歩きに最適な品川宿では、参加者たちは歴史的な建物や風景を堪能しながら、秋晴れの中、少し汗ばむほどの暖かさの中を歩きました。「お題」のチェックポイントは、大きな通りだけではなく、少し入った路地の裏なども多く、このイベントを通じて、品川宿の歴史的な側面を深く理解するとともに、地域の文化に触れることができました。
イベントの最後には、参加者全員が集まり、クイズの答え合わせとして、互いの体験や発見を共有しました。この交流を通じて、会員同士の絆がさらに深まったと感じました。また、地元の歴史や文化に触れることで、品川宿の地味深い魅力を再発見する機会となりました。
お忙しい中、素敵なイベントを企画、運営いただいた会員部の皆様に感謝いたします。また、是非参加させていただければと思います!