1. HOME
  2. Members
  3. 城西プロコン養成塾(JOPY)20期 第2回講座受講報告

城西プロコン養成塾(JOPY)20期 第2回講座受講報告

社長を動かすコーチング、結果につなげるマーケティング

城西支部 桐山 明子

7月20日(土)、城西プロコン養成塾(JOPY)20期の第2回講座が開催されました。今回は2部構成で、前半は、宮井英行会員による「コーチングによる助言能力向上」講座、後半は、畑中修司会員による「中小企業のマーケティング」講座を受講しました。

「コーチングによる助言能力向上」講座では、創業社長のお困りごとを対話を通じて解決する方法について学びました。コーチングでは、的確な質問で相手の言葉を引き出し、相手が解決策を自分の言葉で発することを目指します。まずは、目の前の相手の話を一言も漏らさず聞くこと、これがなかなかできていないことを体感しました。コーチングの基本手順と基本スキルを教わったうえで、社長役・診断士役・評価者の3人1組でのロールプレイングに取り組みました。2回の演習後、中小企業のオーナー社長の特徴やコミュニケーションにおいて気をつけることを確認し、さらに2回の演習を行いました。相手の話をしっかり聞きながら、「打ち手」を「自分の言葉で」発してもらえるように導くのはとても難しく、これから意識して実践していきたいです。

「中小企業のマーケティング」講座では、美容室業界でのリアルなマーケティングを学びました。売上高を上げるにはどうすればいいか、売上高の分解からはじまるマーケティングの流れでは、今まで勉強してきたことが実際の支援の場でどのように生きてくるのかも知ることができました。その後、2人1組で、新しいことにチャレンジし続けることが大切という視点から、美容室A店のコンセプトを「既成概念を外して」考えるというケーススタディを行いました。SWOT分析を行った後、ターゲットの属性、自分たち(美容室A店)が持つ知識やスキル、好きなことや情熱のあるものを書き出して組み合わせると、アイデアが出てきました。続いて、各自が(美容室業界ではなく)自社の商品を売るワークを行いました。商品を売るためのトークはテレビショッピングのようで、これができれば確かに商品が売れそうです。どのように支援をされているのかを具体的に見せていただき、美容室業界に限らず、教わったマーケティングのやり方を生かしていきたいと思います。

第1回講座に続き、盛りだくさんの内容で、両講師の豊富な経験に基づいたお話はとても説得力がありました。特に、宮井会員の「コーチングで社長が『打ち手』にたどり着き、相談してよかったと言われた」、畑中会員の「販促までしっかり手伝うことで、支援した美容室は、確実に売上が上がっている」というお話は心に残り、そういうレベルの支援ができるようになりたいと思いました。

まだ2回目ですが、ワークなどを通して、20期のメンバー同士のつながりもできてきていると感じます。次回以降も楽しみです。

関連記事

アーカイブ