城南プログラム・リアル『創業セミナー』受講報告

城南支部 片岡 由美
2026年3月5日(木)、城南プログラム『創業セミナー』(南部労政会館)に参加しましたので概要を報告いたします。今回は待望のリアル開催で、創業支援に踏み出す前の背中を押すといった内容でした。
講師は、渋谷区や大田区の創業セミナー講師としてご一緒したこともある檜山敦子会員です。渋谷区の経営相談員や創業融資など、創業関係の見識と実績を踏まえた内容に、39人の受講者が約2時間、真剣に聞き入るセミナーとなりました。
◆講義内容:創業支援について
1.なぜ創業支援が必要なのか 4.創業に必要な経営資源
2.創業を後押しする法律や制度について 5.支援者としての心構え
3.創業に関する意識と実態 6.創業融資について
◆創業関係の情報源をひとまとまりに集約
日本の極端に低い開業率は将来の国の衰退につながる懸念があり、国も強力に創業を後押ししていること、その中でも、市町村の特定創業支援等計画に基づく創業セミナー、ワンストップ相談窓口など、中小企業診断士が関わることの多い創業者支援の全体像を、渋谷区を例に取りながら示していただきました。また、「TOKYO創業ステーション」を始めとした支援機関の紹介、創業者の実態把握に役立つ、日本政策金融公庫「新規開業実態調査」など、創業の実態や支援内容を網羅した情報が満載でした。
◆伴走するために支援者がもつべき視点
創業に必要な経営資源について。経営者は①数字、②朝、⓷決断力(特にやめる時)、④PC(ITスキル)、⑤人情に弱いとだめであり、人脈(いざという時に頼れる人)をもつことが重要であること、また、支援側の「世の中をよくするために創業を目指す人をリスペクトする」という心構え、「心理的安全性」を図りながらのコミュニケーションなど、支援者としてどうあるべきかを問う内容でした。
◆関心が高い資金調達と申請書作成のポイントがわかる!
創業者の融資面での金利優遇、「小規模事業者持続化補助金創業型」の紹介のほか、東京都中小企業振興公社「創業助成事業」、2大融資の日本政策金融公庫と制度融資の紹介がありました。審査ポイントや申請書作成のポイント、事業特性に合わせた資金計画、融資利用時のチェックリストなど、創業前後をサポートする支援者にとって、具体例も多く、たいへん役に立つ内容でした。
◆動画制作進行中
このセミナーは、動画を撮影しており、今後、配信されるとのことでした。創業支援を志している方、また、すでに支援をされている方にとっても学びになる内容です。配信が待たれます。
